3月21日 最終回から約30年 ウルトラセブンが仮死状態で地球に落下!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 3月21日(1994年)

テレビマガジン編集部

石油・LPG・原子力などのエネルギー問題は、国際紛争が起きている2022年3月現在も、世界が協力して取り組み、解決していくべき課題のひとつです。

ウルトラセブンにも、太陽エネルギーがテーマになったエピソードがありました。今回取り上げるのは「3月21日」(1994年)。
エレキング3代目と戦うウルトラセブン  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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『ウルトラセブン 太陽エネルギー作戦』は、1994年3月21日に放送されたテレビスペシャル。通商産業省(現:経済産業省)・資源エネルギー庁とタイアップして製作し、地球温暖化対策や太陽エネルギーがテーマとなっている。

また、本作は後に『平成ウルトラセブン』として、テレビスペシャルやオリジナルビデオとして約8年にわたって展開されたシリーズの第1作であり、『ウルトラセブン』と同じ世界観を有する続編となっている。

セブンが地球を去ってから約30年後。何者かの攻撃を受け、意識を失ったセブンが地球に落下してくる。ウルトラ警備隊の隊長になっていたフルハシは、隊員たちとともにセブンを復活させようと奮闘する!
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ウルトラセブンが地球に落ちてくる

1994年3月21日は、『ウルトラセブン 太陽エネルギー作戦』が放送された日です。ある日の夜、瀕死の重傷を負ったウルトラセブンは意識を失い、かつて自分が守っていた地球の引力圏に捕まって落下していた。

ウルトラ警備隊のフルハシ隊長は、地球温暖化を防ぐクリーンなエネルギー・太陽エネルギーシステムの視察に訪れていた。通常のソーラー発電機よりも多くのエネルギーを発電できるハイパーソーラーシステムを開発したクスハラ博士から太陽エネルギーの説明を聞いたフルハシ隊長は、かつて地球を侵略者の魔の手から救ってくれたウルトラセブンも、太陽をエネルギーにしていたことを思い出す。

しかし、ハイパーソーラーシステムが突如何者かに攻撃を受けてしまう。そしてその夜、元ウルトラ警備隊隊員のアンヌの息子であるダン少年は、森の中で謎の女性とエレキングを目撃するのだった。

一方、フルハシ隊長とカジ隊員は、攻撃を受けるハイパーソーラーシステムが映る防犯カメラをチェックしていたところ、人間離れしたスピードで動く人物が映り込んでいることを確認。フルハシ隊長は、宇宙人と太陽エネルギーの関連性を調べようとする。だが、何故かウルトラ警備隊のデータベースから、エレキングだけが消去されていた。

その後、フルハシ隊長はウルトラセブンが発見され、格納庫で保護されているという極秘の報告を受け、現場に向かった。
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