あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月2日」(1979年)。
一晩で森から何千本もの木が消失するという、奇妙な事件が発生。科学警備隊は、事件を調査するため、アフリカゾーンから来日したヘンリー・ニシキ博士と共にパッセージャー号で地中に潜る。
パッセージャー号発進!
ロンドン生まれの日系二世だというヘンリー博士が、どういう人物なのかと期待する隊員たち。しかし、そこに現れたのは、小太りでせっかちな老人だった。人の名前を覚えようとせず、アキヤマキャップを「隊長くん」、隊員たちを「若いの」と呼んですぐに調査に向かおうとするヘンリー博士。アキヤマキャップはヘンリー博士に指名され、航空機・ベータミーで木が消えた森の調査に向かう。
すると、新たに別の地区の木が消えたという連絡が入る。ヒカリたちは、アキヤマキャップ、ヘンリー博士と合流。そこでは、木が消滅し、山が丸裸になっていた。科学警備隊は調査のため、地底戦車・パッセージャー号で地中に潜ることになる。