しかし、男のことを「怪しい」と言うアキラのことを、リツ子は相手にしてくれない。そんなある日、アンヌがアキラのお見舞いにやってくる。そのとき、アキラは男が一瞬光るのを目撃した。数日後、基地でダンとアンヌがアキラの話をしているとき、地球防衛軍もアキラの別荘近くで怪電波をキャッチしたが、その怪電波は、男性が引っ越してきた2ヵ月前にも観測されていた。
後日、アキラを元気づけようと考えたアンヌは、ダンを連れて再び別荘にやってきた。しかし、リツ子がひどくおびえている。窓の外で、死亡した鳥が空中で静止しているというのだ。ダンが、その静止している鳥の周囲を透視能力で観察すると、謎の反応を確認する。キリヤマ隊長に異常事態を報告したダンは、反応に向かって窓から飛び降りる。すると、ダンの姿は忽然と消えてしまった。
彼らイカルス星人は、三次元の世界と四次元の世界を繫ぐコントロールマシンを持っていたのだ。ダンはセブンに変身を試みるもこの世界では変身することはできなかった。さらに、カプセル怪獣を出現させることもできなかった。