
焦る大地はついに…
ウルトラマンエックスが使用するモンスアーマーの力の源であるサイバー怪獣。その実体化を実現するためのシンクロ実験を続ける大地だったが、実体化自体は成功するものの大地の脳波とのシンクロがうまくいかず、26回目となるこの日の実験も失敗してしまう。
実験に使用しているゴモラのスパークドールズは、行方不明になっている両親の形見でもあり、ずっと一緒にいた親友のようなものだった。しかしその次の27回目の実験中に、大地は倒れてしまう。サイバー怪獣との脳波のシンクロは、体に大きな負担がかかるのだ。
現在の大地はウルトラマンエックスとユナイトして戦ってもいるので、その負担もかかっていたのだろう。体を心配した神木正太郎隊長や山瀬アスナ隊員、さらにはエックスからも、実験を控えるよう言われる大地だったが、行方不明になった父親から引き継いだプロジェクトが、もう少しで実現するという状況に焦っていたのだ。
しかし、エクスデバイザーでゴモラを解析しようとするも、ゴモラが大地に心を閉ざしたことで、解析が進まなくなってしまう。そんなとき、基地に警報が響く。宇宙から、4機の未確認飛行物体が地球に侵入したのだ。