8月6日 ウルトラマンマックス 怪獣島での激闘! ピグモンがカイトを救う

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」8月6日(2005年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月6日」(2005年)。
レッドキングと戦うウルトラマンマックス  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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2005年7月2日より放送が開始された『ウルトラマンマックス』は、M78星雲からやってきたウルトラマンマックスが対怪獣防衛チームDASHの隊員トウマ・カイトと一体化。平成になってからのTVシリーズではほとんど見られなかった、過去の人気怪獣の再登場が積極的に試みられた作品です。

太平洋に突如出現した謎の浮遊島「サブジェクト・ファントム」。カイトたちは島に棲む友好的な怪獣・ピグモンと出会うが、島にやってきた考古学者とトレジャーハンターのせいでピグモンの石像が破壊され、封印されていた凶暴な怪獣・レッドキングが復活してしまう。カイトはマックスに変身してレッドキングを退けるも、今度は新たな怪獣・パラグラーが現れた。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?
▼このお話の前編はこちら!

サブジェクト・ファントムが日本に接近する

2005年8月6日は『ウルトラマンマックス』第6話「爆撃、5秒前!」が放送された日です。レッドキングを土の中に埋めることに成功したウルトラマンマックス。しかし、消耗しているマックスの前に今度はパラグラーが現れた。だが、パラグラーは何かを訴えるピグモンに反応し、攻撃をやめて姿を消す。先ほど現れた怪獣・サラマドンと同じく、パラグラーはピグモンを守ることが目的だったのだ。

一方、カイトたちのいるサブジェクト・ファントムは刻一刻と日本に近づいていた。爆発性の高い岩石で島全体が構成されているサブジェクト・ファントムが日本の陸地に衝突すれば、房総半島から200km圏内の地域がほぼ壊滅してしまう。地球防衛連合UDFは審議の結果、サブジェクト・ファントムが危険エリアに到達する前に爆破することを決定。トミオカ・ケンゾウ長官は現地のヒジカタ・シゲル隊長に帰還するよう命令する。

しかし、カイトとコイシカワ・ミズキ隊員は現在島内で音信不通になっていた。ふたりを置いて帰還するよう指示をするトミオカ長官だったが、ヒジカタ隊長はそれを拒否して通信を切断。立場上、すぐに退避するよう命令したトミオカ長官だったが、内心ではヒジカタ隊長の行動を容認していた。一方、変身が解除され倒れてしまったカイトはピグモンに介抱されていた。
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