あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月6日」(2005年)。
太平洋に突如出現した謎の浮遊島「サブジェクト・ファントム」。カイトたちは島に棲む友好的な怪獣・ピグモンと出会うが、島にやってきた考古学者とトレジャーハンターのせいでピグモンの石像が破壊され、封印されていた凶暴な怪獣・レッドキングが復活してしまう。カイトはマックスに変身してレッドキングを退けるも、今度は新たな怪獣・パラグラーが現れた。
サブジェクト・ファントムが日本に接近する
一方、カイトたちのいるサブジェクト・ファントムは刻一刻と日本に近づいていた。爆発性の高い岩石で島全体が構成されているサブジェクト・ファントムが日本の陸地に衝突すれば、房総半島から200km圏内の地域がほぼ壊滅してしまう。地球防衛連合UDFは審議の結果、サブジェクト・ファントムが危険エリアに到達する前に爆破することを決定。トミオカ・ケンゾウ長官は現地のヒジカタ・シゲル隊長に帰還するよう命令する。
しかし、カイトとコイシカワ・ミズキ隊員は現在島内で音信不通になっていた。ふたりを置いて帰還するよう指示をするトミオカ長官だったが、ヒジカタ隊長はそれを拒否して通信を切断。立場上、すぐに退避するよう命令したトミオカ長官だったが、内心ではヒジカタ隊長の行動を容認していた。一方、変身が解除され倒れてしまったカイトはピグモンに介抱されていた。