8月5日 絆の力でウルトラメビウスがメビウスブレイブに進化!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」8月5日(2006年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月5日」(2006年)。
ベムスターと戦うウルトラマンメビウス メビウスブレイブ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
2006年4月8日より放送が開始された『ウルトラマンメビウス』は、宇宙警備隊のルーキーであるウルトラマンメビウスが、ヒビノ ミライとして防衛チーム・CREW GUYS(クルー ガイズ)に入隊。地球を狙う怪獣や宇宙人と戦う。

『ウルトラQ』から『ウルトラマン80』までの昭和に放送されたウルトラマンシリーズと、物語が直接的につながっているのも特徴だ。


かつてウルトラマンジャックやウルトラマンタロウを苦しめた強敵・ベムスターが現れた。ウルトラマンヒカリが地球を去ったこともあり、地球防衛の責任を強く感じていたミライだったが、それによりGUYSの仲間たちとの信頼関係が崩れてしまう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

地球防衛のため張り切るメビウスだったが…

2006年8月5日は『ウルトラマンメビウス』第18話「ウルトラマンの重圧」が放送された日です。GUYSスペーシーの無人宇宙ステーションが破壊されたことが発覚。その犯人は、強力な怪獣として知られているベムスターだった。ベムスターが地球に向かっているのかどうかは現在のところ不明だ。しかし、ウルトラマンヒカリが光の国に帰った今、地球を守れるウルトラヒーローは自分しかいない。ミライは自分ひとりでもこの星を守ると、人知れず決意するのだった。

その後、地球に接近する物体が観測される。ベムスターがきたのかと思われたが、飛来したのは彗星だった。被害を抑えるためGUYSは出撃。しかしそこにミライが変身したウルトラマンメビウスが現れ、簡単に彗星を破壊。事態はあっさり解決する。GUYS基地のフェニックスネストに戻り、任務から帰還した仲間たちと合流したミライだったが、仲間たちはなぜかすっきりしない態度だった。そんななか、アイハラ リュウ隊員は明らかに怒っており、「メビウスが自分たちをコケにした。所詮宇宙人のメビウスには人間の気持ちは理解できない」と不満を漏らしていた。

リュウの言葉にショックを受けるミライ。すると、サコミズ シンゴ隊長がやってきて、「信頼は築き上げることは難しいが、壊れることは怖いくらい簡単なのだ」と話す。そして、ミライとアマガイ コノミ隊員に翌日、重要な仕事に向かうよう指示するのだった。その仕事とは、以前コノミが勤務していた保育園への訪問だった。楽しく園児たちと遊ぶミライ。そこで、「むすんでひらいて」がうまくできない男の子と触れ合う。他の園児たちと違い、ひとりだけできないその男の子をミライはかわいそうに思うが、コノミは「無理に教え込もうとするとプレッシャーになり、空回りしてしまう」とミライに話す。そして、ふとメビウスと他の隊員たちのことについても語りはじめた。
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