あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月11日」(1973年)。
白鳥家に巨大なナメクジが出現、怪獣に変貌する。その怪獣・ジレンマは光太郎がエジプトで手にいれ、さおりにプレゼントしたペンダントに呼び寄せられていた。光太郎はペンダントを捨てるよう言うが、さおりはそれを拒否。ペンダントがあることによって、被害が広がってしまうのだが……。
不気味なナメクジが現れる
光太郎はペンダントとは別に、エジプトの文字が書かれている紙も受け取っていたが、何が書いてあるのかはわからない。すると、健一が自分もほしいとせがみ、小さいペンダントふたつをさおりからもらう。健一はそのうちのひとつを愛犬のポチに、交通安全のお守りとして渡すのだった。
すると、急にポチがほえはじめる。そこには20センチメートルほどの大きさの、不気味なナメクジがいた。それに気づいたさおりは気味悪がり、箒の柄でナメクジを弾くと扉を閉める。しかし、その後ナメクジは強力な酸を吐き、ポチを殺害してしまうのだった。