大島 康嗣
カメラマン
1942年埼玉県生まれ。1964年講談社写真部カメラマンとなり、『週刊少年マガジン』グラビア担当。1965年から2020年までじつに55年に渡って、特撮映像作品のスチールを撮り続ける。
『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。
あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか？ 今回取り上げるのは「８月28日」（1999年）。
あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか？ 今回取り上げるのは「８月28日」（1999年）。
ゾグ（第２形態）に挑むウルトラマンガイア（左）とウルトラマンアグル ©円谷プロ
“平成ウルトラマンシリーズ”第３作の『ウルトラマンガイア』は、天才的な知能を持った人間たちの科学者ネットワーク「アルケミー・スターズ」の一員、高山我夢（がむ）が地球の大地の光を手にしてウルトラマンガイアに変身。海の光を手にした藤宮博也＝ウルトラマンアグルとともに、地球を破滅に導く根源的破滅招来体と戦う物語だ。
根源破滅天使 ゾグ（第１形態）の攻撃で、変身能力を失ってしまった我夢たち。しかし、地球の怪獣たちは根源的破滅招来体に抵抗を続けていた。XIGとアルケミー・スターズは、我夢たちに怪獣のエネルギーを届ける、ミッション「ガイア」を開始する。
『ウルトラマンガイア』ついに最終回！
根源破滅天使 ゾグ（第１形態）の攻撃で、変身能力を失ってしまった我夢たち。しかし、地球の怪獣たちは根源的破滅招来体に抵抗を続けていた。XIGとアルケミー・スターズは、我夢たちに怪獣のエネルギーを届ける、ミッション「ガイア」を開始する。
『ウルトラマンガイア』ついに最終回！
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日？
ミッション「ガイア」が開始される
1999年８月28日は『ウルトラマンガイア』第51話「地球はウルトラマンの星」が放送された日です。第50話「地球の叫び」でゾグ（第１形態）の攻撃を受け、ガイアとアグルは敗北。我夢たちは変身能力を失ってしまった。さらに、変身が解除される瞬間がテレビ中継されてしまい、ガイアたちの正体が全世界に知れ渡る。光の巨人の正体が、ただの人間であったことに、いっそう絶望する人々。
しかし、そんな状況でも、地帝大怪獣 ミズノエノリュウや伝説魔獣 シャザックといった、地球の怪獣たちは空を覆うドビシに攻撃を続けていた。それを見たアルケミー・スターズのキャサリンは、怪獣のエネルギーでガイアたちを復活させられないかと考える。
そして、XIGのメカに搭載されている、浮遊装置・リパルサーリフトをリパルサーフィールドとして使用し、怪獣のエネルギーを１ヵ所に集める作戦が立てられた。XIGのパイロットたちは、世界中に飛び、怪獣から受けたエネルギーをペアとなったアルケミー・スターズの指示で角度調整して届ける。作戦名はミッション「ガイア」と命名された。
しかし、そんな状況でも、地帝大怪獣 ミズノエノリュウや伝説魔獣 シャザックといった、地球の怪獣たちは空を覆うドビシに攻撃を続けていた。それを見たアルケミー・スターズのキャサリンは、怪獣のエネルギーでガイアたちを復活させられないかと考える。
そして、XIGのメカに搭載されている、浮遊装置・リパルサーリフトをリパルサーフィールドとして使用し、怪獣のエネルギーを１ヵ所に集める作戦が立てられた。XIGのパイロットたちは、世界中に飛び、怪獣から受けたエネルギーをペアとなったアルケミー・スターズの指示で角度調整して届ける。作戦名はミッション「ガイア」と命名された。
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