7月14日 少年期のウルトラマンタロウが描かれる! ウルトラマン物語

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 7月14日(1984年)

テレビマガジン編集部

成長したタロウが地球に派遣される!

ある日、タロウはウルトラの父から呼び出される。メフィラス星人が改造エレキングを連れ、地球に現れたというのだ。成長を認めたウルトラの父は、タロウを地球に派遣することを決定。赤い光の玉となって、タロウは地球を訪れる。そして、タロウのはじめての戦いがはじまった。タロウは改造エレキングの弱点がツノであることを見抜き、ツノを破壊して見事勝利。さらに、メフィラス星人もストリウム光線で撃破する。

最初の任務を成功させ、光の国に帰還したタロウ。しかし、ウルトラの父は、まだタロウを一人前の戦士とは認めていなかった。タロウはウルトラの父の教えに従い、ウルトラマンレオやウルトラマン80の戦いの記録を見て勉強と訓練を再開する。

ある日、特訓を終えたタロウは怪しい笑い声をあげる、謎の影の夢を見る。そのことをウルトラの父に報告すると、ウルトラの父は驚き、タロウに最後の特訓に入ると告げた。タロウが見た影は、5万年前にウルトラの父が戦った、ジュダだった。かつて、ウルトラの父は自身の父親との特訓を経て、ウルトラホーンに吸収した莫大なエネルギーでジュダを封印することに成功するも、実体のないジュダは数万年後に復活してしまう。年を重ね、全盛期ほどの力を発揮できないウルトラの父は、タロウに特訓を課し、ジュダに対抗させようとしていた。
復活しようとしているジュダ  ©円谷プロ
タロウはウルトラホーンで、ウルトラの父のエネルギーを吸収。それは過酷なものだったが、タロウは耐え抜き、もう少しで特訓が完成しようとしていた。しかしそこに、地球でヒッポリト星人によって、ウルトラ兄弟がブロンズ像にされてしまったという連絡が入る。ウルトラの父は地球に向かうと、残りのエネルギーをすべて使い、兄弟たちを復活させた。
ウルトラ5兄弟を復活させるため、エネルギーを使い果たしてしまったウルトラの父  ©円谷プロ
次のページへ グランドキングを倒せ!
32 件