あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「7月13日」(2019年)。
心に響くウルトラマンタイガの声に応えたヒロユキは、タイガに変身。無事にヘルベロスを撃破した。だが、すぐにまた新たな怪獣が出現する。それは、ヒロユキが幼いころに出会った小さな怪獣・チビスケが改造された、キングゲスラだった。
ヒロユキとタイガの出会い
チビスケを連れ去ろうとするレキューム人を止めようと、幼いヒロユキはしがみつくが、レキューム人はけん引ビームによって上昇し、地球を去ろうとする。空高く浮かび上がってしまったヒロユキは、レキューム人に振り解かれ、落下してしまうが、気がつくと怪我ひとつなく、地上に戻っていた。
現場を調査するヒロユキたち。すると、怪獣・キングゲスラが出現した。タイガは変身するようヒロユキに言うが、ヒロユキは逃げ遅れた人の避難を優先。キングゲスラは海の中に消えてしまう。その後、キングゲスラはチョコレートが好きだということが判明。E.G.I.S.は、カカオ豆の倉庫と、チョコレート工場を重点的に警護することになる。
E.G.I.S.はチョコレート工場で怪しい3人の男を発見し声をかける。なんと、そのなかのひとりは、12年前にチビスケを連れ去ったレキューム人だった。レキューム人は、キングゲスラを出現させる。一方、宇宙ではマーキンド星人がその様子を中継していた。キングゲスラは改造された怪獣兵器であり、オークションに出品されているのだ。レキューム人は、デモンストレーションとして、キングゲスラに工場を破壊させる。