あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月18日」(2018年)。
幼いカツミとイサミに、厳しくも優しく接してきたコマ姐こと小牧カオル。久しぶりに綾香市に帰ってきたコマ姐はロッソとブルが戦うメカゴモラの人質にされるも、ブルの攻撃でメカゴモラは倒され、ロッソの機転でコマ姐も無事に助け出された。しかしそれ以降、ブルに変身していたイサミの様子がおかしくなり……。
グルジオボーンが再び現れる
しかし、この日はクワトロMがテレビの取材を受けることになっており、カツミはイサミが撮影をすっぽかしたことを、イサミはカツミが戦いに遅れたことをそれぞれ指摘し合い、グルジオボーンはそっちのけで兄弟喧嘩を始めてしまう。すると、グルジオボーンはロッソにビンタを食らわせ、帰ってしまった。そして、グルジオボーンは人気のない場所で変身を解き、愛染マコトの姿に戻る。グルジオボーンに変身していたのは愛染だったのだ。
なぜ変身できなくなってしまったのか疑問に思うイサミ。すると、カツミは最近イサミの様子がおかしいことに触れる。メカゴモラとの戦いでロッソが機転を利かせなければ、ブルはメカゴモラごとコマ姐を犠牲にしていたかもしれない。本人は否定するが、イサミはそのことをずっと気にしていたのだ。イサミをどう立ち直らせようかと考えながらカツミはコマ姐のお見舞いにいくと、病室には愛染がきていた。早く兄弟喧嘩を止めて仲直りをするよう、カツミに話し去っていく愛染。