5月4日 ウルトラマンコスモス 地球侵略のためギギが再び出現!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月4日(2002年)

テレビマガジン編集部

クレバーゴンが巨大化してコスモスを救う!

ギギドクターXX01はギギの科学者らしい。科学者たちは、種族全員が移住可能な新しい次元を探し当てることに成功したが、軍人たちは地球人たちのいる次元を諦めきれず、再び侵略をしようとしていた。そして、数千億人のギギ人を転送させるための巨大なシステムを、この研究所の近くに完成させているという。そのシステムは、人類の科学力では破壊することはできない。そこで、ギギドクターXX01はサワグチと接触し、ギギたちの転送先を変更しようとしていたのだ。

その後、ムサシはギギドクターXX01に変装したシノブ副隊長とともに3体のギギを誘導。その隙に、ヒウラキャップたちはシステムのもとに向かう。だが、ギギたちは合体して三面異次元人 ギギ(プログレス)となり、ムサシたちに攻撃を仕掛けてきた。ムサシは、救援を呼んでほしいと頼みシノブ副隊長を逃がすと、ウルトラマンコスモスに変身。ルナモードからコロナモードになり、戦いを開始する。

しかし、ギギ(プログレス)はギギA、ギギB、ギギCの3体に分離するとコスモスを包囲し、グラビトンビームで自由を奪う。ピンチのコスモス。すると、その様子を見ていたギギドクターXX01が、ムサシの友人のロボットであるクレバーゴンに縮小光線銃を発射した。

エネルギーを反転させた縮小光線銃を浴びたクレバーゴンは巨大化。ギギAがクレバーゴンの不意打ちを受けたことで、コスモスは拘束を逃れると反撃を開始する。そして、再び合体したギギ(プログレス)をネイバスター光線で撃破したのだった。

三面異次元人 ギギ(プログレス)

巨大化したクレバーゴンに邪魔をされるまでは、コスモスを相手に善戦していた  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
三面異次元人 ギギ(プログレス)

身長/52メートル
体重/4万7000トン

ギギA、ギギB、ギギCが合体した姿。3つの顔があり、頭を回転させて3種類の光線を放つ。以前出現した三面異次元人 ギギと外見は同じだが、無防備だった頭頂部にバリアを張れるようになっている。

登場エピソード:『ウルトラマンコスモス』第44話「ギギVSゴン」(2002年5月4日放送)
脚本:武上純希/監督・特技監督:村石宏實

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5月4日はギギが再び地球侵略をもくろんだ日

5月4日は、以前現れたギギが再び出現したエピソードの日。コスモスならば、ギギを転送させるためのシステムを破壊することができます。しかし、破壊すれば、侵略のため地球に向かっている何千億のギギ人が、次元の狭間をさまようことになります。コスモスは、ギギドクターXX01の「転送先を変更する」という言葉を信じ、変身を解除。ギギドクターXX01はシステムとともに姿を消したのでした。

一方、サワグチとギギドクターXX01が親密なことが気がかりのヒウラキャップでしたが、ギギドクターXX01が男性の声で話すのは翻訳装置のためであり、本人は女性であることが判明。ヒウラキャップは安堵したように(?)笑顔を見せたのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。