7月12日 ウルトラマンレオ 少年に化けた怪獣が道場破りを敢行!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 7月12日(1974年)

テレビマガジン編集部

アンタレスを倒せ!

ゲンは複数の人間から同時に攻撃を受けるという、厳しい訓練を開始した。すると、アンタレスが出現したという連絡が入る。現場に向かおうとする青島隊員だったが、ダンは、ゲンと青島、赤石隊員は残って訓練を続けろと指示を出した。命令に従う青島だったが、道場破りの少年の正体がアンタレスであることを知らない彼らにとって、この訓練に何の意味があるのか理解できず、ダンがゲンを特別扱いしているように感じてしまう。

次々と撃墜されていく仲間たち。それでも現場に行くことを許されない青島たちは、ゲンの相手役を投げ出して、道場から去ってしまった。ゲンは両腕を棒にくくりつけると、城南スポーツクラブの同僚である猛に相手をしてもらい、訓練を続行。すると、高いところからその様子を見ていたトオルがバランスを崩し、落下してしまう。ゲンは咄嗟に、逆立ちして両足で挟むようにしトオルをキャッチ。これによって、アンタレスに対抗する技を会得したのだった。

道場に戻ると、少年の姿に化けたアンタレスが待ち構えていた。戦いを開始するゲンとアンタレス。アンタレスはレオと戦ったときと同様、ゲンの腕を摑み、動きを封じる。すると、背中から尻尾を出現させゲンを襲おうとする。それに気づいたゲンは、体を回転させキックで尻尾を弾き返して反撃を行った。

自分の技を防がれたアンタレスは逃走するも、逃げられないと悟ったのか怪獣の姿に変貌。ゲンもレオに変身し、巨大戦がはじまった。アンタレスは再度、レオの動きを封じ尻尾で攻撃しようとする。しかし、その攻撃はもうレオには通用しなかった。レオは両足でアンタレスの尻尾を切断すると、それを投げ返す。アンタレスは自分の尻尾に首を切断され、撃破されたのだった。

さそり怪獣 アンタレス

頭を切断されても、少しの間生きていた  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
さそり怪獣 アンタレス

身長/1.4〜56メートル
体重/170キログラム〜3万トン

人間の姿に変身できる怪獣。頭がよく、レオが自分の攻撃の対処法を編み出す前に倒してしまおうとする。尻尾のハサミは非常に鋭利で、猛毒ももっている。

登場エピソード:『ウルトラマンレオ』第14話「必殺拳!嵐を呼ぶ少年」(1974年7月12日放送)
脚本:阿井文瓶/特撮監督:東条昭平/監督:前田 勲

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
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7月12日はアンタレスが少年に化けて道場破りを行った日

7月12日は、アンタレスが少年の姿になり、ゲンに勝負を挑んだエピソードの日。青島たちは、少年がアンタレスだったことを知り、無事にチームの不和は解消されたのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。