あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「7月12日」(1974年)。
レオと交戦した怪獣・アンタレスは逃亡。その後、道場破りを行う少年が現れる。ダンはその少年がアンタレスであることを見抜き、MAC隊員たちを相手にゲンの稽古をさせる。しかし、怪獣が出現しているこの緊急事態に稽古をする理由が隊員たちには理解できず、ゲンと隊員たちの間に不和が生まれてしまう。
アンタレスが逃走
直撃は免れたものの、レオはハサミによる攻撃を受け左肩を負傷。一方、アンタレスは逃走した。その後、城南スポーツクラブの道場が、ある少年による道場破りにあう。その少年の力は圧倒的で、道場の白帯たちを同時に相手にし次々と打ち負かしていく。騒ぎを聞きつけ、やってきたダン。すると、その少年がアンタレスであることに気づく。
アンタレスの得意技は、敵の動きを拘束し、尻尾で攻撃を行うというものだった。そして、アンタレスはレオがこの攻撃の対抗策を編み出す前に、倒してしまおうと先制攻撃を仕掛けてきたのだ。早急にアンタレスへの対抗策をマスターするべきと判断したダンは、隊員たちを相手に、ゲンに特訓をさせる。