あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月31日」(1979年)。
第20話「これがウルトラの星だ!! 第2部」で、怪獣に敗北し命を落としてしまったヒカリは、ジョーニアスの故郷でウルトラ人が住むU40に運ばれ、蘇生される。そこで、ヒカリはジョーニアスの妹であるアミアと出会い、交流を深めた。その後、治療が完了し、第21話「これがウルトラの星だ!! 第3部」ではU40に攻め込んできたバデル族との戦いに協力。ヒカリは地球に帰還する。しかし、彼はジョーニアスによって、U40での記憶を失っていたのだった。
アミアが地球にやってくる
大賢者はウルトラ人の宿敵であるバデル族の生き残りと遭遇する危険があると言い、アミアの申し出を却下。しかし、ヒカリへの想いを募らせるアミアは、選ばれたものしか使うことを許されない、他の星の生命体と一体化するアイテム「スターシンボル」を無断で持ち出し、地球に向かってしまう。
その後、地球では謎の発光体が相次いで目撃された。しかし、それを見たのはなぜか17〜18歳の女性ばかりだ。ヒカリは、最後の目撃者である京子という女性のもとを訪ねる。京子は幼いころの事故が原因で自由に動くことができず、病院で暮らしていた。京子と対面したヒカリは、彼女とどこかで会ったことがあるような感覚を覚える。謎の発光体の正体はアミアだった。彼女は、自分とそっくりの容姿を持つ京子を探し出し、一体化していたのだ。京子の姿を借りたアミアは、自分のことをヒカリに思い出させようとするが、ヒカリは思い出すことができない。
その後、今度は京子がヒカリのもとにやってくる。ヒカリと出会ったことで、動かせなかった脚で歩けるようになったと言う京子。U40での記憶は思い出せないものの、京子に何かを感じていたヒカリは、京子に誘われて豊かな自然の中で遊ぶのだった。