8月5日 ウルトラマンジードがアクロスマッシャーに初変身!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 8月5日(2017年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月5日」(2017年)。
アーストロンと戦うウルトラマンジード アクロスマッシャー  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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ニュージェネレーションウルトラマンシリーズ第5作の『ウルトラマンジード』。悪に堕ち、幾度となく宇宙を危機に陥れたウルトラマンベリアルの遺伝子を受け継ぐ朝倉リク=ウルトラマンジードは、自身の運命を乗り越え、ベリアル融合獣に立ち向かう。

どんな傷も治してしまう「ヒーリング芸人」の新井タカシ。彼がリトルスターの保持者ではないかと考えたリクたちはタカシに接触するが、ほんとうの保持者は彼がひそかに匿っていた宇宙生物のモコだった。モコからリトルスターを渡されたリクは、ウルトラマンジード アクロスマッシャーに変身する!
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

怪我を一瞬で治す青年

2017年8月5日は『ウルトラマンジード』第5話「あいかた」が放送された日です。宿主に超能力を与えるリトルスター。それは、ウルトラマンジードに譲渡されることで、リクの持つウルトラカプセルを起動させる力を秘めている。リクたちはこれまでのリトルスター保持者の能力を再確認し、次の保持者を探す方法を考えていた。

リクがテレビをつけてみると、どんな傷でも一瞬で治療してしまう、「ヒーリング芸人」を名乗る、新井タカシという男性の特集が放送されていた。リトルスターの保持者は胸に光が輝くことが特徴だ。リクたちは能力を使用する際にタカシの胸に光が輝いているのを確認し、タカシのもとをたずねる。しかし、ちょうど、ウルトラマンゼロと一体化している伊賀栗レイトがタカシに治療を頼み込んでいた。しかし、タカシはそれを拒否。鳥羽ライハに詰め寄られたタカシは、事情を語り出す。

10日前、売れない芸人であるタカシは指を骨折してしまい、アルバイトもできないなか、3日ぶりの食事としてパンを食べようとしていた。しかしそこに、見たこともない小さな動物が現れ、物欲しそうにパンを見つめていた。タカシがその動物にパンをわけてやると、動物は不思議な力でタカシの骨折を治療する。

その後、その動物に懐かれたタカシはモコという名前をつけ、モコの能力でヒーリング芸人をはじめたらしい。しかし、つい先ほど、保健所の職員を名乗る女性が現れ、モコを連れていってしまったという。
コンビを組んだモコとタカシ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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