1月17日 仲間を失ったウルトラマンレオに恐怖の円盤生物が襲来!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 1月17日(1975年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「1月17日」(1975年)。
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ウルトラマンレオがブラックドームに挑む  ©円谷プロ
1974年4月12日より放送が開始された『ウルトラマンレオ』。地球を防衛する宇宙パトロール隊MAC(マック)のおおとりゲン隊員が変身するウルトラマンレオは、L77星が故郷で宇宙拳法の達人! 得意の格闘技で宇宙の平和を守ってきた。ウルトラセブン=モロボシ・ダンがMACの隊長を務めていたことや、シリーズ後半のハードなストーリー展開は現在でもファンの間で語り草になっている。

前回の第40話「恐怖の円盤生物シリーズ! MAC全滅!円盤は生物だった!」で、ブラックスターから送りこまれた円盤生物 シルバーブルーメによってMACのメンバーが全滅。モロボシ・ダン=ウルトラセブンも行方不明に。さらに、ゲンが指導員をしている城南スポーツセンターの同僚たちも犠牲となってしまった。

シルバーブルーメは倒したものの、多くの仲間や友人を失ってしまったレオ。レオは、ブラック指令が呼び出す円盤生物との孤独な戦いを開始するのだった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

第2の円盤生物が襲来!

1975年1月17日は『ウルトラマンレオ』第41話「恐怖の円盤生物シリーズ! 悪魔の惑星から円盤生物が来た!」が放送された日。地球に潜伏し、円盤生物を操るブラック指令。シルバーブルーメを倒され、地球侵略の作戦が失敗したブラック指令は、ブラックスターから地球侵略2号機・ブラックドームを発進させた。

一方、ゲンはシルバーブルーメの襲撃から生き残った少年・梅田トオルとともに、美山家に身を寄せていた。ある日、トオルは美山家の次女のあゆみ、クラスメイトで「円盤博士」のあだ名を持つ大場少年とともに円盤を見つけようと、望遠鏡を覗いていた。

すると、トオルたちは地球にやってきた円盤(実はブラックドーム)を発見。鏡で光を反射させて呼び寄せると、ブラックドームはブラック指令のコントロールを離れてビルの上に着地。円盤の姿からカニのような姿の怪獣になり、ハサミや物体を溶かすペプシン溶解液という泡で街を破壊しはじめる。

トオルたちがピンチに陥っている現場に到着したゲンは、落ちていた金属の棒を投げ槍のように投擲してブラックドームを攻撃すると、ブラックドームは円盤の姿に戻り、どこかへと姿を消した。
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