あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「7月4日」(2020年)。
トンネル工事を予定していた山に、眠っているゴモラが発見された。ストレイジは開発中の「2号ロボ」の開発資金を得るため、会議で来日していた地球防衛軍アメリカ本部の事務次長が見守る中、セブンガーによるゴモラ輸送作戦を開始する。
ゴモラ輸送作戦
ストレイジが周囲へ被害を出してしまったことに激怒するクリヤマ長官。なんでも、クリヤマ長官は現在開発中の「2号ロボ」の予算を確保するために色々と根回しをしていたが、今回の件でそれが保留になってしまったのだ。
一方、トンネル工事を予定していた山では、巨大な岩が発見される。その岩は、生命反応が低下して眠っている怪獣・ゴモラだった。ストレイジはゴモラを無人島に運ぶ作戦を立てるが、ちょうど来週、地球防衛軍アメリカ本部の事務次長が予算会議のため来日することになっていた。クリヤマ長官は、事務次長にスケジュールを押さえてもらい、世界で唯一の対怪獣ロボットの有用性をアピールしようとする。
そして、作戦が開始された。その映像は会議室のモニターに中継され、事務次長をはじめ、地球防衛軍の要人・役人たちがそれを見守る。クリヤマ長官やヨウコはセブンガーをプレゼンするも、当初は事務次長たちの反応はあまり良くなかった。しかし、セブンガーが会議室から目視できるところまでやってくると、実物を見た彼らは「子どもの頃に夢中になった、日本製のロボットアニメを思い出す」と笑顔を見せはじめる。