1月11日 ウルトラマンタロウ 怪獣は少年の描いたらくがき!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 1月11日(1974年)

テレビマガジン編集部

ゴンゴロスの倒し方はこれだ!

塀の所有者の女性は、正博たちが落書きしていることを𠮟るも、桜並木の絵は気に入ったようだった。しかし、その隣の怪獣の絵はお気に召さないようで、「いやらしい」と言って蹴りを入れる。すると、怪獣の絵の目が、一瞬光った。そして翌日。女性が正博たちを𠮟るために待ち構えていると、怪獣の絵が立体的に浮かび上がった。女性は木の枝で怪獣を叩くが、怪獣はゴンゴロスとなって完全に塀から抜け出してしまう。

ゴンゴロスの出現を探知したZATは出撃し攻撃を加えるが、なぜかZATの攻撃はまったく通用しなかった。すると、ゴンゴロスは再び絵になって、塀のなかに帰っていく。光太郎たちが塀の前に向かうと、そこには女性と、彼女に捕まった正博がいた。正博の親に抗議するため、彼の母親のいる病院に乗り込もうとする女性。正博は母親を心配させないためにゴンゴロスの絵を消そうとするが、それによって再びゴンゴロスが実体化して巨大化する。

街で暴れるゴンゴロス。正博は、塀にウルトラマンタロウの絵を描き、助けを呼ぶ。だが、タロウは出てきてくれない。痺れを切らした正博は自ら怪獣に挑もうと、敵に向かって突っ込んでしまった。光太郎はタロウに変身し戦闘を開始するも、いくら攻撃を加えてもゴンゴロスはダメージを受けている様子がない。すると、タロウはゴンゴロスの倒し方を思いつく。

タロウはウルトラシャワーでゴンゴロスに水をかけると、落書きを消すようにゴンゴロスの体を手のひらを使って消す。すると、ゴンゴロスの正体である青い球体が現れた。タロウは逃げようとする球体にストリウム光線を発射し、見事に勝利を収めたのだった。
次のページへ 【ウルトラ怪獣事典】らくがき怪獣 ゴンゴロス
25 件