あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月17日」(1980年)。
UGMの少年記者募集の抽選に外れ、拗ねて家を飛び出した政夫少年。しかしその後、当選し記者として活動する少年の親が事故にあったと、政夫がUGM基地に伝えにきた。わざわざやってきた政夫をもてなすUGMだったが、政夫の様子はどこかおかしく……。
UGMに少年記者がやってくる
一方、この模様はテレビでの生中継が行われていた。それを観ていたひとりの少年・政夫。彼はUGMが大好きで記者の募集にも応募していたが落選したことで、拗ねてしまっていた。UGMの悪口を言い、自宅から飛び出した政夫は突然謎の声に話しかけられる。声の主は、政夫をUGMに訪問させると語った。
そして、政夫は極東ゾーン基地にやってきた。記者を務めた少年の母親が事故に遭い、入院したと連絡をしにきたという。記者の少年たちはスペースマミーでの遊覧飛行を体験しており、政夫は彼らが帰還するまで司令室で待つことに。その間、政夫は隊員たちに、80は地球人にとり入って、いずれ地球を差し出すよう要求しているのかもしれない、と不穏なことを語ったのだった。