9月15日 ウルトラマンR/B オーブダークが正義のヒーローに!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 9月15日(2018年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月15日」(2018年)。
ベゼルブと戦うウルトラマンオーブダーク  ©円谷プロ PHOTO/講談社
ニュージェネレーションウルトラマンシリーズ第6作の『ウルトラマンR/B(ルーブ)』は、兄の湊 カツミが変身するウルトラマンロッソと、弟のイサミが変身するウルトラマンブルの兄弟ウルトラマンが力をあわせて地球を守る。レギュラーの登場人物として、妹であり劇場版でウルトラマンへの変身も果たしたアサヒや、セレクトショップを経営する父親のウシオ、終盤から登場する母のミオなど、ホームコメディ要素も盛り込まれた作風だ。

愛染マコトから、ウルトラマンオーブダークに変身するためのオーブリングNEOを取り上げた湊兄弟。しかし、愛染は豪烈暴獣 ホロボロスでロッソとブルを襲い、オーブリングNEOを奪い返した。そして、愛染は再びオーブダークに変身。人々が見守る中、「ロッソとブルが負けた怪獣に、オーブダークが立ち向かう」という構図を作り出す。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

オーブダークが人々の支持を集める

2018年9月15日は『ウルトラマンR/B』第11話「アイゼン狂騒曲」が放送された日です。ホロボロスの猛攻を受け、変身が解除されてしまったカツミとイサミ。そこに、愛染が変身したウルトラマンオーブダークが現れた。ホロボロスと戦いはじめるオーブダーク。しかし、それは自作自演の行為だった。街の被害もかえりみず、わざとピンチを演出するオーブダーク。そんなこととはつゆ知らず、人々はオーブダークを応援しはじめる。

そして、オーブダークは頃合いを見計らって、ダークオリジウム光線でホロボロスを撃破した。ロッソとブルもかなわなかった怪獣に勝利したオーブダークを称賛する人々。すると、カツミたちのもとに、愛染がわざとらしく手を振って駆けてくる。

愛染に掴みかかるカツミだったが、市民の人気者である愛染はオーブダークを「真のヒーロー」と言い、アイゼンテック社はオーブダークを支援すると宣言。オーブダークだけではなく、愛染も人々から称賛の声を浴びるのだった。カツミたちは、人々に、怪獣の襲来も先程の戦いも、愛染が仕組んだことだと訴えるが、その言葉を信じる者は誰ひとりとしていなかった。
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