

今回は『ウルトラマン』(1966年)から、透明怪獣ネロンガ、伝説怪獣ウー、吸血植物ケロニアを紹介しましょう。
ネロンガのスーツに華麗な歴史あり!

『ウルトラマン』初の4足歩行の怪獣で、通常は透明で電気を吸うと姿を現すネロンガのスーツは、『ウルトラQ』第18話「虹の卵」登場の地底怪獣パゴスのスーツに新規の頭部を着けたもので、そのパゴスは東宝の映画『フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)』の地底怪獣バラゴンのスーツにやはり新たな頭部を着けたものでした。
ネロンガのスーツはその後も『ウルトラマン』第8話「怪獣無法地帯」の地底怪獣マグラーに改造され、さらに第9話「電光石火作戦」のウラン怪獣ガボラに改造されました。
その後、アトラクション用のネロンガに改造された後、東宝に返却されたといわれています。