ウルトラマンティガのスーツは2人のアクターが演じ分けていた!
体型も違っていた、筋肉質のパワータイプと細身のスカイタイプは、別々のスーツアクターが演じていたのです。
パワータイプは中村浩二氏、スカイタイプは権藤俊輔氏が演じ、さらにマルチタイプは2人ともに演じることがあったため、ファンのなかでは中村ティガ、権藤ティガと呼ばれて、いずれ劣らぬ人気を誇っています。
2人のスーツアクターの奮闘もあって、大好評をもって迎えられたタイプチェンジは、その後のウルトラヒーローの定番となり、今にいたる道となっています。
ウルトラマンティガは円谷英二に会っていた!?
『帰ってきたウルトラマン』で、ウルトラマンジャックにウルトラセブンがウルトラブレスレットを持ってきてくれて以来、ウルトラヒーローのゲスト出演は、視聴者への素敵なプレゼントでした。
しかし、『ウルトラマンティガ』第49話「ウルトラの星」では一味違った共闘がなされています。
ウルトラマンティガと一体化しているマドカ・ダイゴは宇宙魔人チャリジャの時間移動の影響で1965年に飛ばされてしまいます。
そこでダイゴは、『ウルトラマン』を構想中の円谷プロの創始者にして特撮の神様、円谷英二と出会うのです。
ティガは英二の想いに応えてあらわれたウルトラマンとともに、ウルトラマンによる封印をチャリジャが破ったために復活した宇宙恐竜ヤナカーギーと戦い、勝利します。
そして、新たなイメージを得た英二たちスタッフによって、新作テレビシリーズ『ウルトラマン』がスタートするのです。
ウルトラマンシリーズでも多くの名作を残した脚本家・上原正三ならではの、メタフィクションでありながらファンタジックなストーリーでした。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラQからシン・ウルトラマンまで』にはまだまだ秘密がいっぱい!
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テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga
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