『ウルトラマンレオ』ツルク星人・ボーズ星人・シルバーブルーメ 凶悪な侵略者

『講談社MOOK ウルトラ怪獣・宇宙人150 研究序説』よりぬきコラム【第7回】

テレビマガジン編集部

半魚人ボーズ星人
潜んでいた間にも何度か人間に姿を見られ、魚拓らしきものも残っていたといいます。  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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半魚人ボーズ星人は『ウルトラマンレオ』第19話「見よ!ウルトラ怪奇シリーズ よみがえる半魚人」に登場する宇宙人です。

100年近く北海道の石狩近海に潜んでいたボーズ星人は、海坊主伝説として村人がその存在を知っていた可能性もあり、外山 徹監督の演出は寒村の砂浜で暴れる人間大の宇宙人に、H.P.ラヴクラフトの小説『インスマスの影』が帯びる怪奇に近いムードを作り出していました。

円盤がそのまま怪獣という発想の転換!

円盤生物シルバーブルーメ
おそるべき円盤生物が襲来! ダンによって生き残ったおおとりゲンを待っていたのは、厳しい戦いでした。  ©円谷プロ PHOTO/講談社
円盤生物シルバーブルーメは『ウルトラマンレオ』41話「恐怖の円盤生物シリーズ! MAC全滅!円盤は生物だった!」に登場する最初の円盤生物です。

『ウルトラマンレオ』の視聴率強化案として設定された「恐怖の円盤生物シリーズ!」。その最初の使者・シルバーブルーメはレーダー網にかからず、突然近くに出現して長い触手などでMAC基地を破壊し、脱出を図るマッキー2号などを飲み込んだ後、東京に飛来して暴れまわり、レギュラー陣をほぼ全滅させてしまいました。

レオは恋人や仲間たちを殺したシルバーブルーメに怒りを燃やしたのか、その内臓器官を飲み込まれたマッキーとともに引き出すという激烈な戦いを繰り広げるのでした。

『ウルトラ怪獣・宇宙人150 研究序説』でウルトラマンシリーズを再チェック!

『講談社MOOK ウルトラ怪獣・宇宙人150 研究序説』では、『ウルトラQ』から『ウルトラマンデッカー』までのウルトラマンシリーズの怪獣・宇宙人を深掘りすることで、ウルトラマンシリーズの歴史を追った一冊です。

ウルトラマンシリーズを観るときのお供として、ウルトラヒストリーを振りかえるテキストとして、ぜひチェックしてみてください。
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てれびまがじんへんしゅうぶ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga