『帰ってきたウルトラマン』ベムスター・ムルチ・プリズ魔 斬新な切り口が光る!

『講談社MOOK ウルトラ怪獣・宇宙人150 研究序説』よりぬきコラム【第4回】

テレビマガジン編集部

巨大魚怪獣ムルチ
郷 秀樹が自分勝手な市民の行動に、「勝手なことを言うな。怪獣をおびき出したのはあんたたちだ」と本音を吐露するシーンも。  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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巨大魚怪獣ムルチは『帰ってきたウルトラマン』第33話「怪獣使いと少年」に登場する怪獣です。

魚類の顔の怪獣の出現は、偏見にとらわれた市民の蛮行の結果でした。

善意の宇宙調査員メイツ星人を殺害した人間への郷 秀樹(=ウルトラマンジャック)の絶望が、ヒーローに虚無をもたらすという、ウルトラマンシリーズでもまれにみる展開を見せます。

ウルトラマンジャックとムルチの雨のなかの戦いも、カメラが横へ横へ延々と移動しながら続けられる劇的なもので、ストーリーと相まって忘れられないエピソードとなっています。

光が怪獣に! ジャックがプリズ魔に吞み込まれる!?

光怪獣プリズ魔
光が物質に近い状態になって怪獣化した、というイメージを見事に立体物化。  ©円谷プロ PHOTO/講談社
光怪獣プリズ魔は『帰ってきたウルトラマン』第35話「残酷!光怪獣プリズ魔」に登場する怪獣です。

蝶の愛好家としても知られる俳優・岸田 森(『怪奇大作戦』の牧 史郎、『帰ってきたウルトラマン』の坂田 健、『ファイヤーマン』の水島三郎など)が朱川 審の名で書いた脚本に登場した怪獣で、凝縮した光が物体化したという革新的な設定になっています。

生物のカテゴリーすら超越した概念の存在といえ、結晶のようなデザインで立体化され、ウルトラマンジャックと死闘を繰り広げました。

『ウルトラ怪獣・宇宙人150 研究序説』でウルトラマンシリーズを再チェック!

『講談社MOOK ウルトラ怪獣・宇宙人150 研究序説』では、『ウルトラQ』から『ウルトラマンデッカー』までのウルトラマンシリーズの怪獣・宇宙人を深掘りすることで、ウルトラマンシリーズの歴史を追った一冊です。

ウルトラマンシリーズを観るときのお供として、ウルトラヒストリーを振りかえるテキストとして、ぜひチェックしてみてください。
『講談社MOOK ウルトラ怪獣・宇宙人150 研究序説』(税込定価:1980円)発売中!

ウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」は『帰ってきたウルトラマン』をはじめ、ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。

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https://m-78.jp/news/post-7299
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てれびまがじんへんしゅうぶ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga