【ウルトラマンアーク(最終話)】スイードが巨大化して地球消滅の危機!? ユウマは地球を守れるのか!?

TELEMAGA.netが独自につかんだ『ウルトラマンアーク』第25話「走れ、ユウマ!」の極秘情報を大公開!

テレビマガジン編集部

──ユウマは、時空間を飛び越え、モノホーンが突き刺さる、獅子尾山のふもとにいた。

そこは、ユウマが幼少期にモノゲロスに襲われた場所だった。

幼いユウマの目の前で両親が土砂崩れに巻き込まれるまさにその瞬間。

それは、何度となく夢で見た場面だった。

その光景をじっと見つめる、大人になったユウマ

だが、そうして亡くなったはずの両親は軽々と土砂崩れから無事に起き上がり、幼いユウマを抱きよせる。

ありえない夢の続きに呆然とするユウマに、テツヤは語りかける。

「ずっと辛かっただろう」と。

ふたりのテツヤ

すべての画像を見る(全32枚)
──ユウマテツヤは、だだっ広い建物の屋上にいた。

テツヤユウマを見つめ、やさしく語りかける。

「さあ、繰り返して。『さよなら』」

「さよなら」とユウマ

「『アーク』」とユウマが続けて口に出しそうになったその瞬間、背後から肩に手が置かれる。

ユウマが振り向くと、不思議なことに、もうひとりのテツヤがそばに現れたのだ。

そして、これまで語りかけていたテツヤは液状化すると、あとかたもなく消えてしまったのだった。

屋上の縁からギルバグがぬっと顔を出し、咆哮する!
咆哮するギルバグ
消えたほうのテツヤは、ギルバグが作り出した夢。

そして、新たに現れたほうのテツヤは、本来のテツヤそのものであり、アークに秘められていた父テツヤの想いでもあった。

テツヤアーク)が、ユウマに叫ぶ。

「走れ、ユウマ! 走るんだ!!」

ユウマは、優駿のように風を切って駆けだすと、ウルトラマンアークへと変身したのだった!
次のページへ ウルトラマンアークに変身!
65 件