アクションシーンでの苦労
デッカーは、アクションシーンも多いですよね
ただ、自分では良い感じに動けたと思っても、プロの方から見ると、ちょっとかっこ悪い構えになっていたりだとか、そういった点は指摘されましたね。なので、見本を見せてくださるアクションコーディネーターの方の動きを、撮影前にじっくり見て、それを真似できるようにしています。
銃も結構重い物を持っています。とくに、大型の銃はものすごく重いんですよね。ただ構えるだけでも、かっこいい位置でキープするのはキツかったです。ある回で、リュウモンが、大きい銃をふたつ構えるんですよ。「ランボー」みたいに(笑)。その時は、リュウモン役の大地伸永さんが「もうヤバい。腕が死んじゃう」って言っていましたね。
逆に、ウルトラデュアルソードといった、インナースペースで使うデッカーの武器は、ほとんどおもちゃと同じくらいの重さなので苦労はしなかったです。
共演者の方とはいかがですか?
アサカゲ ユウイチロウ役の小柳 友さんは、昔からテレビで拝見していましたし、事務所の先輩でもあります。そして『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』で、ウルトラマンゼロに変身するランも演じられていたので、すごく緊張していました。でも、本当に気さくに話してくれて、相談にも乗ってくれました。僕たち若い3人に、変わらず話しかけてくれて、頼りになるお兄ちゃん的な感じです。
デッカー以外に、好きなウルトラマンや怪獣は?
過去の作品は、子どもの時に観ていた『ウルトラマンコスモス』が思い出深いですね。そして、役が決まってから初めて『ウルトラマンダイナ』を観ました。また、直近の『ウルトラマントリガー』や『ウルトラマンZ』も観ましたね。現場のスタッフさんから「この作品も面白いよ」とおすすめされ、観返しています。