9月5日 ウルトラマンZ キングジョー ストレイジカスタムが起動!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 9月5日(2020年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月5日」(2020年)。
レッドキングBと戦うキングジョー ストレイジカスタム  ©円谷プロ PHOTO/講談社
すべての画像を見る(全6枚)
ニュージェネレーションウルトラマンシリーズ第8作の『ウルトラマンZ』は、ウルトラマンゼロの弟子を自称するウルトラマンゼットが、対怪獣ロボット部隊 ストレイジの隊員であるナツカワ ハルキと一体化。ウルトラメダルを駆使して、怪獣や宇宙人から市民を守るために戦いを繰り広げる。往年の作品に登場した怪獣セブンガーたちが、対怪獣ロボット「特空機」というストレイジの戦力として登場するのも特徴だ。

キングジョーを改造した、ストレイジの3号ロボ・キングジョー ストレイジカスタムがついに完成した。そんななか、2体のレッドキングが出現。ハルキはゼットに変身し、そのうちの1体を撃破するが……。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

キングジョー ストレイジカスタムが完成

2020年9月5日は『ウルトラマンZ』第11話「守るべきもの」が放送された日です。バロッサ星人のキングジョーを回収し、改造したキングジョー ストレイジカスタムが完成。全身に武器を装備した、ストレイジの新たな戦力だ。大興奮のハルキだったが、シミュレーションのスコアもあり、メインパイロットはナカシマ ヨウコ隊員が務めることになっている。そんなハルキは、その日は父親の命日で、仕事を早く切り上げ、実家に帰ったのだった。

消防士であったハルキの父親は、怪獣災害によりハルキが子どものころに亡くなっていた。父親に線香をあげ、母親と家族の時間を過ごすハルキ。しかし、突如大きな地響きが発生。工事により、地中で眠っていた怪獣・レッドキングが目覚めてしまったのだ。ヨウコはキングジョー ストレイジカスタムに搭乗し出撃。連絡を受けたハルキも、現場に赴き避難誘導をする。

ハルキは現場で、レッドキングを目の前に立ち尽くし泣いている少年を発見。しかし、その光景を目にしてつらい過去を思い出す。それは、かつて逃げ遅れた人びとを助けるため、怪獣に向かっていった父親の記憶だった。ハルキは我に返り、ウルトラマンゼットに変身。少年を助けると、レッドキングと戦いを開始する。
次のページへ 2体のレッドキングは卵を守っていた!
26 件