大島 康嗣
カメラマン
1942年埼玉県生まれ。1964年講談社写真部カメラマンとなり、『週刊少年マガジン』グラビア担当。1965年から2020年までじつに55年に渡って、特撮映像作品のスチールを撮り続ける。
『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。
あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか？ 今回取り上げるのは「９月４日」（2021年）。
あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか？ 今回取り上げるのは「９月４日」（2021年）。
バロッサ星人（四代目）と戦うウルトラマンゼットとウルトラマントリガー ©円谷プロ PHOTO/講談社
2021年７月10日より放送が開始された『ウルトラマントリガー』。1996年より放送された『ウルトラマンティガ』の系譜を受け継いだ本作は、地球平和同盟ＴＰＵのエキスパートチーム・GUTS-SELECTに所属するマナカ ケンゴがウルトラマントリガーに変身し、超古代の闇の巨人や怪獣たちと戦いを繰り広げる。
突如空から落下してきた巨大ロボット。それは、別次元からやってきたキングジョー ストレイジカスタムだった。ウルトラマンゼットやナツカワ ハルキと出会ったケンゴは、協力してバロッサ星人に立ち向かう。
突如空から落下してきた巨大ロボット。それは、別次元からやってきたキングジョー ストレイジカスタムだった。ウルトラマンゼットやナツカワ ハルキと出会ったケンゴは、協力してバロッサ星人に立ち向かう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日？
ハルキが次元を超えてケンゴたちの世界に迷い込む
2021年９月４日は『ウルトラマントリガー』第７話「インター・ユニバース」が放送された日です。宇宙空間を飛行する複数の物体。それは、地球の平和を守りぬいたウルトラマンゼットと、地球防衛軍のロボット部隊であるストレイジの巨大ロボット・宇宙セブンガーだった。彼らが追っているのは、同じストレイジのロボ・キングジョー ストレイジカスタム。バロッサ星人（四代目）が、ストレイジからキングジョー ストレイジカスタムを奪い、逃走しているのだ。
バロッサ星人（四代目）はゼットたちを振り切るため、怪獣・ブルトンを出現させた。ブルトンの発生させた、時空のゆがみの中に逃げようとするバロッサ星人（四代目）。ゼットはゆがみに吸い込まれそうになった宇宙セブンガーを逃がし、自分たちだけで追跡を続行するのだった。しかし、時空のゆがみの中でハルキは変身が解除されてしまい、バロッサ星人（四代目）の相棒である、ベビーザンドリアスケダミャーにウルトラメダルを奪われてしまう。
バロッサ星人（四代目）はゼットたちを振り切るため、怪獣・ブルトンを出現させた。ブルトンの発生させた、時空のゆがみの中に逃げようとするバロッサ星人（四代目）。ゼットはゆがみに吸い込まれそうになった宇宙セブンガーを逃がし、自分たちだけで追跡を続行するのだった。しかし、時空のゆがみの中でハルキは変身が解除されてしまい、バロッサ星人（四代目）の相棒である、ベビーザンドリアスケダミャーにウルトラメダルを奪われてしまう。
ウルトラマンゼットに救われた宇宙セブンガー ©円谷プロ ©ウルトラマントリガー製作委員会・テレビ東京
ソラフネシティの競技場に、突如キングジョー ストレイジカスタムが落下してきた。それは、大気圏外に突如として現れ、GUTS-SELECTは直前まで気づかなかった。ブルトンの作り出した時空のゆがみにより、別次元の存在であるハルキたちが、ケンゴたちの次元にやってきてしまったのだ。キングジョー ストレイジカスタムの内部を調査したケンゴたちは、そこでハルキと出会う。ナースデッセイ号に連れてこられ事情聴取を受けるハルキ。
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