12月14日 ウルトラマンタイガ ウーラー襲来! ピリカの正体はアンドロイドだった!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 12月14日(2019年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月14日」(2019年)。
ギャラクトロンMK2と戦うウルトラマンタイガ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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2019年7月6日より放送が開始された『ウルトラマンタイガ』では、さまざまな宇宙人が密かに暮らす地球で、主人公・工藤ヒロユキがウルトラマンタイガ、ウルトラマンタイタス、ウルトラマンフーマに変身し、宇宙人が関係する事件を解決しながら平和を守っていく。

霧崎が呼び寄せた怪獣・ウーラー。民間警備組織E.G.I.S.(イージス)のオペレーターである旭川ピリカは、ウーラーを止めるという使命を負ったアンドロイドだった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

霧崎が怪獣を呼び寄せる

2019年12月14日は『ウルトラマンタイガ』第24話「私はピリカ」が放送された日です。宇宙から隕石が飛来。それと同時に、E.G.I.S.でオペレーターを務めるピリカは、何かを感じ取り、仲間たちに行き先も告げず姿を消してしまう。ピリカを心配するヒロユキたち。すると、社長の佐々木カナがピリカの秘密を語りはじめた。

7年前、まだ公安外事X課の職員だったカナは捜査中にゴミ捨て場で倒れている女性型アンドロイドを発見。それが、ピリカだった。ピリカはカナとの交流により感情が芽生え、明るい少女に変化していく。しかし、「いつか自分の使命を果たすときがくる」という言葉もカナに伝えていたのだった。カナは、今回の隕石がピリカの言っていた「使命」に関係があると推測。ヒロユキたちにピリカの捜索を頼み、自分はピリカが使っていたコンピューターの中身を調べることにする。

落下した隕石の発するオーロラ状の怪光を見て、ウルトラマンタイガたちはあれがウーラーなのかもしれないとヒロユキに話す。ウーラーとは、宇宙に捨てられた廃棄物から生まれたといわれる伝説の怪獣で、星をまるごと食べてしまうとのこと。ウルトラマンタイタスが聞いた噂によると、エオマップ星の科学者がウーラーの生命活動を停止させるデバイスを作り、それをアンドロイドに搭載して宇宙に放ったらしい。そのアンドロイドのひとりがピリカなのだと察するヒロユキ。

同じころ、カナもピリカの秘密に気づいていた。さらに、ピリカの使命とは、ウーラーと自身をリンクさせ生命活動を停止させることでウーラーを止めるというもの。ピリカは、自分の命を犠牲にしようとしているのだ。一方、ピリカはウーラーのもとにやってきていたが、感情を得た彼女は使命の遂行ができなくなっていた。
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