9月3日 ウルトラマンマックス 少年が姿を消したメタシサスの居場所に気づく!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 9月3日(2005年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月3日」(2005年)。
メタシサスと戦うウルトラマンマックス  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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2005年7月2日より放送が開始された『ウルトラマンマックス』は、M78星雲からやってきたウルトラマンマックスが対怪獣防衛チームDASHの隊員トウマ・カイトと一体化。平成になってからのTVシリーズではほとんど見られなかった、過去の人気怪獣の再登場が積極的に試みられた作品です。

UDF日本支部基地であるベース・タイタンに、子どもたちが社会科見学にやってきた。しかし当日、コバ・ケンジロウ隊員が寝坊して遅刻してしまう。将来はDASH隊員になるというマサユキ少年は、コバに幻滅。そんななか、姿を消す怪獣・メタシサスが現れる。マサユキは、DASHでも解明できなかったメタシサスを見つける方法に気づいたのだが……。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

子どもたちが社会科見学にやってくる

2005年9月3日は『ウルトラマンマックス』第10話「少年DASH」が放送された日です。DASHは、その活動を広く人びとに知ってもらうため、数ヵ月に一度子どもたちをベース・タイタンに招き、社会科見学をしてもらうという施策を行っていた。この日は、カイトとコイシカワ・ミズキ隊員が案内役となり、4人の少年少女がDASHの設備や航空機を見て回ることになる。

そして、子どもたちはDASHの司令室にやってきた。「将来はDASHの隊員になる」という夢を持つマサユキ少年は友だちから「DASH博士」と呼ばれていて、ヒジカタ・シゲル隊長はもちろん、隊員全員の名前を知っていた。すると、コバ隊員がだらしない格好で入室してくる。コバは寝坊し、遅刻してしまったのだ。

子どもたちから白い目で見られるコバ。「コバ隊員のことも知っているか?」というカイトからの質問に、マサユキは「射撃の名手」と長所を褒めつつも、「遅刻をしていたら、地球は守れないと思います」と、厳しい意見をぶつけたのだった。

その後、子どもたちはダッシュマザーでの遊覧飛行を体験し、社会科見学は終了となった。最後に、マサユキは記念にカイトとミズキの写真を撮らせてほしいと言い、携帯電話のカメラを向ける。すると、突如ビルが破壊され、怪獣・メタシサスが姿を現した。子どもたちを逃がすカイトたち。しかし、マサユキがメタシサスの写真を撮ろうとカメラを向けると、メタシサスは透明化するように姿を消してしまう。そのとき、マサユキは何かに気づいたようだった。
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