あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月3日」(2005年)。
UDF日本支部基地であるベース・タイタンに、子どもたちが社会科見学にやってきた。しかし当日、コバ・ケンジロウ隊員が寝坊して遅刻してしまう。将来はDASH隊員になるというマサユキ少年は、コバに幻滅。そんななか、姿を消す怪獣・メタシサスが現れる。マサユキは、DASHでも解明できなかったメタシサスを見つける方法に気づいたのだが……。
子どもたちが社会科見学にやってくる
そして、子どもたちはDASHの司令室にやってきた。「将来はDASHの隊員になる」という夢を持つマサユキ少年は友だちから「DASH博士」と呼ばれていて、ヒジカタ・シゲル隊長はもちろん、隊員全員の名前を知っていた。すると、コバ隊員がだらしない格好で入室してくる。コバは寝坊し、遅刻してしまったのだ。
子どもたちから白い目で見られるコバ。「コバ隊員のことも知っているか?」というカイトからの質問に、マサユキは「射撃の名手」と長所を褒めつつも、「遅刻をしていたら、地球は守れないと思います」と、厳しい意見をぶつけたのだった。
その後、子どもたちはダッシュマザーでの遊覧飛行を体験し、社会科見学は終了となった。最後に、マサユキは記念にカイトとミズキの写真を撮らせてほしいと言い、携帯電話のカメラを向ける。すると、突如ビルが破壊され、怪獣・メタシサスが姿を現した。子どもたちを逃がすカイトたち。しかし、マサユキがメタシサスの写真を撮ろうとカメラを向けると、メタシサスは透明化するように姿を消してしまう。そのとき、マサユキは何かに気づいたようだった。