10月29日 ウルトラセブン ダンが宇宙人のスパイ!? ビラ星人の罠

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」10月29日(1967年)

テレビマガジン編集部

1967年10月29日は『ウルトラセブン』第5話「消された時間」が放送された日です。南極にある地球防衛軍科学センターから、超音速ジェット旅客機が地球防衛軍極東基地に向かって飛び立つ。そこに乗っていたのは「地球の頭脳」とも呼ばれる世界的な科学者のユシマ博士だった。ユシマ博士の目的は、自らが開発した「ユシマダイオード」を基地内に取り付け、超遠距離レーダーを導入することだ。しかし、その道中では時間が一瞬止まっていた。

その後、ユシマ博士が極東基地に到着すると、ダンの運転するポインターでホテルにユシマ博士を案内し、護衛役のフルハシが付き添うことに。明日は朝早くからレーダー施設の視察をすることになっている。しかしその日の夜、ユシマ博士はビラ星人の接触を受ける。ビラ星人は昼間にユシマ博士の乗る旅客機に時間停止光線を浴びせて時を止め、その隙にユシマ博士に「ビラ星人の心」を植え付けたという。

ビラ星人はテレビの中から光線を発射し、ユシマダイオードに細工を仕掛ける。さらに、明日の視察でレーダーの心臓部を破壊するようユシマ博士に命令する。そして「モロボシ・ダという地球人に味方する宇宙人に注意しろ」とうながすのだった。

翌日、ユシマ博士が自分の正体を知っているのではないかと感じたダンは、ユシマ博士を警戒していた。その後、ダンの運転でユシマ博士とフルハシがレーダー室に到着すると、視察中にユシマ博士はユシマダイオードを回路にセットするようダンに依頼する。
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