あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月21日」(1996年)。
ウルトラマンティガの存在が人びとに認知されてきたある日、預言者を自称するキリエル人(びと)が現れる。遠い昔から地球で人類を導いてきたという彼らは、人類がティガを称賛することを快く思っていなかったのだ。
キリエル人がイルマ隊長に接触する
その直後、テレビ局から出てきたイルマ隊長は目の前の建設中のビルが爆散するのを目撃する。すぐにGUTSは出動し現場の調査を開始。しかし、爆発物の痕跡はなく、何か超常的な方法でビルが爆破されたことが判明する。そしてその後、GUTS基地ダイブハンガーの自室で、怪しい男がイルマ隊長を待っていた。
その男はキリエル人の預言者を名乗り、ビルを爆破したのが自分であることを示唆すると、自分たちに敬意を表すよう迫る。そうしなければ、新たにビルを爆破すると警告するキリエル人。しかし、イルマ隊長がそれを拒否するとキリエル人は姿を消し、予告どおりにビルが爆破されてしまう。