あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月20日」(1997年)。
射撃訓練でどの隊員よりも良い成績を出し、調子に乗るアスカ。そんななか、宇宙から小型の怪獣・サイクロメトラが出現。アスカが命令を無視して攻撃したことで、サイクロメトラは地中で仮死状態になっていた怪獣・グロッシーナに寄生してしまう。仲間たちに𠮟責されたアスカは、自分の力を誇示するためヒビキ・ゴウスケ隊長の目の前でウルトラマンダイナに変身しようとするが……。
怪獣に寄生する怪獣
すると、山岳地帯に謎の生命反応をキャッチ。それは昨日飛来するのが確認された小隕石だった。ヒビキ隊長はパトロール中のアスカに、データを取ってその場で待機するよう指示する。アスカが現場に到着すると、隕石の中からミミズのような怪獣・サイクロメトラが出現。アスカは勝手に攻撃をし、帰還してしまう。
その後、サイクロメトラは他の生物に寄生することで大爆発を起こす性質があることが判明。取り逃がしたサイクロメトラを倒すため、アスカが名乗りを上げる。ヒビキ隊長は自分が同行することを条件に、それを許可したのだった。ガッツイーグルで現場に向かったアスカたちだったが、突如巨大怪獣が出現。それは、10年前に旧GUTSと交戦したグロッシーナだった。グロッシーナはGUTSの攻撃を受け仮死状態に陥っていたが、サイクロメトラに寄生され復活してしまったのだ。