すると、壺から「助けて~」という声がする。怪獣くんがおそるおそる壺の中をのぞくと、そこには怪獣がいた。その怪獣は「タイショー」と名乗り、壺のダイヤルを操作して、自分を壺から出すよう求める。怪獣を警戒する怪獣くんであったが、「出してくれたら、なんでもする」と言うタイショーの訴えを聞き、代わりに宿題をするよう要求。タイショーを壺から出してやった。
タイショーは怪獣小学校の4年生らしい。怪獣くんとタイショーは同学年なのだ。翌日、授業では宿題の答え合わせが行われる。「答えがわかる人」と問いかける先生に勢いよく挙手をし、タイショーの出した答えを発表する怪獣くん。しかし、その答えは、どれも間違いだった。帰宅後、恥をかかされた怪獣くんは、タイショーに詰め寄る。タイショーは、真面目に算数の勉強をしておけばよかったと、反省するのだった。