9月13日 暴走したレンボラーがウルトラマンレオとボクシング対決!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」9月13日(1974年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月13日」(1974年)。
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レンボラーと戦うウルトラマンレオ  ©円谷プロ
1974年4月12日より放送が開始された『ウルトラマンレオ』。地球を防衛する宇宙パトロール隊MAC(マック)のおおとりゲン隊員が変身するウルトラマンレオは、L77星が故郷で宇宙拳法の達人。得意の格闘技で宇宙の平和をまもる。ウルトラセブン=モロボシ・ダンがMACの隊長を務めていたことや、シリーズ後半のハードなストーリー展開は現在でも、ファンの間で語り草になっている。

地球に落ちてきた、人間の子どもそっくりの外見を持つコロ星人と仲良くなった梅田トオルとその友人たち。コロ星人はペット兼ボディーガードのレンボラーを呼び寄せるが、レンボラーは暴走してしまう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

コロ星人と友達になるトオルたち

1974年9月13日は『ウルトラマンレオ』第23話「ベッドから落ちたいたずら星人」が放送された日です。宇宙のどこかにあるコロ星。コロ星の住民たちはみな陽気な性格で音楽好きだ。そんなコロ星人のひとりが宇宙空間で宇宙ベッドで跳ねて遊んでいたところ、地球に落下してしまう。一方、地球では梅田トオル、カオルの兄妹が友人たちとMACを模した「リトルMAC」を結成して遊んでいた。すると、彼らの遊び場の近くで捨てられているベッドを発見。さらに、地面からミミズのように飛び出る謎の物体を発見する。

ミミズを引っ張ろうとするトオルたちだったが、地面から何かが聞こえることに気づき土を掘ってみることに。すると、中からコロ星人が現れる。土から飛び出していたのはコロ星人の尻尾だったのだ。お腹を空かせたコロ星人は宇宙食の番号である「110番」が食べたいと話す。110番とは、ドーナツのことだった。リトルMACが用意したドーナツをコロ星人は食べるも全然足りないようで、コロ星人は町中のドーナツを食べ尽くしてしまう。それにより、ゲンたちMACは宇宙人の存在を察知するのだった。

コロ星人の尻尾は、怪獣・レンボラーを制御するものだという。トオルたちにせがまれ、レンボラーを呼び寄せるコロ星人。すると、少し時間を置き本当に怪獣が現れる。その場にやってきたゲンは子どもたちを逃がそうとするも、コロ星人は大丈夫だとゲンたちを落ち着かせる。コロ星人の言うとおり、レンボラーは暴れることはなくコロ星人の命令どおり、ポーズや空中で回転する技を披露したのだった。
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