
デルタンダルがサード・ウェイブ!?
数日前から確認されていた未確認航空現象の原因が怪獣だったことが判明する。前回のゲバルガ出現以来、なにやら防衛隊の上層部がピリついており、デルタンダルと命名されたこの飛行怪獣の調査に躍起になっていた。
一方、エミ隊員は防衛隊日本支部のサーバーに不正手段でアクセスして、怪獣に関する機密情報を探っていた。はじめてウルトラマンブレーザーが出現した際に戦ったバザンガと、前回出現したゲバルガの2体は、それぞれ「ファースト・ウェイブ」「セカンド・ウェイブ」と名付けられ、「V99」というカテゴリーに分類されていた。
そして、現在上層部はデルタンダルが「サード・ウェイブ」ではないかと気にしているようだ。さらに、V99に関連すると思われる実験施設の管理を、防衛隊の日本支部元長官で、現在は退役しているドバシ ユウが担当していることを突き止める。
そんななか、SKaRDはデルタンダルを捕捉しアースガロンで追跡するが、マッハ9の速度で飛行するデルタンダルに追いつけず、索敵不能になってしまう。その後、帰還したSKaRDはデルタンダルの出現ポイントに必ず積乱雲が発生していることに気づく。デルタンダルは、積乱雲を渡り歩き、身を隠しているのだ。さらに、脱皮したデルタンダルの抜け殻が発見され、そこから、デルタンダルは上層部の予想に反し地球の怪獣であることも判明する。