8月15日 ウルトラマンダイナ 人造ウルトラマンがゼルガノイドに変貌!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 8月15日(1998年)

テレビマガジン編集部

テラノイドがゼルガノイドに変貌した!

ゴンドウ参謀はアスカを閉じ込めた機械を作動させ、光を奪い、それを巨人の石像に移しはじめる。苦しむアスカ。そして、光のエネルギーにより、石像は人造ウルトラマン・テラノイドとなって起動した。すると、火星にスフィアが襲来。さっそくテラノイドは出撃し、光線でスフィアを撃退していく。しかし、すぐにエネルギーが切れ、機能を停止してしまった。

さらに、テラノイドにスフィアが憑りつき、テラノイドはゼルガノイドに変貌。基地を攻撃してしまう。自分が作り上げた、人類防衛のための兵器が基地を襲っていることに絶望するゴンドウ参謀。一方、アスカは消耗した体に鞭を打って立ち上がり、ウルトラマンダイナに変身。ゼルガノイドと戦いを開始した。

しかし、やはりエネルギーが足らない。すると、リョウは自分の生体エネルギーをダイナに照射することを思いつき、ゴンドウ参謀に銃を突きつけて準備をさせた。しかし、戦闘による揺れで発生した隙をつき、ゴンドウ参謀はリョウから銃を奪うと、「地球を脅かす敵を許すわけにはいかない」と言って、カプセルに入った。そして、ゴンドウ参謀は自らの命と引き換えにダイナにエネルギーを注入。復活したダイナはソルジェント光線でゼルガノイドを撃破する。

しかし、爆発の煙がはれても、ダイナの姿はどこにもなかった……。

【ウルトラ怪獣事典】

ダイナに匹敵する怪力を使って、火星の基地を破壊した  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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超合成獣人 ゼルガノイド

身長/57メートル
体重/4万9000トン

テラノイドにスフィアが憑りつき、変貌した姿。エネルギー切れが起きず、ダイナを苦しめたが、ダイナのソルジェント光線でカラータイマーを破壊され、撃破された。

登場エピソード:『ウルトラマンダイナ』第49話「最終章I新たなる影」(1998年8月15日放送) 
脚本:長谷川圭一/特技監督:大岡新一/監督:小中和哉

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8月15日はアスカの光が奪われゼルガノイドが出現した日

8月15日は、ダイナの正体を知ったゴンドウ参謀が、アスカの光を奪ってテラノイドを完成させたエピソードの日。しかし、テラノイドはスフィアに取り込まれ、ゼルガノイドになってしまいました。

「人類を守りたいという思いの強さは変わらない」と言ったゴンドウ参謀。その力で、ダイナは復活し、ゼルガノイドを撃破することができたのでした。

地球の平和を絶対に守り抜きたいと願った彼の計画は裏目に出る事も多々ありましたが、その産物であるネオマキシマ砲(映画『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ』で初登場)などは、その後のスフィアとの最終決戦で重要な役割を果たす事になります。最後まで不器用なやり方しかできませんでしたが、彼もまた地球を愛した勇者の一人でした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2025』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga