9月7日 新エージェント・イカルス星人(SD)が出現! ウルトラマンギンガ劇場スペシャル

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」9月7日(2013年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月7日」(2013年)。
ダークザギ(SD)(左)と戦うウルトラマンギンガ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』は2013年9月7日より劇場で公開された。ウルトラマンシリーズの過去の名作を再び届ける『新ウルトラマン列伝』内で放送された『ウルトラマンギンガ』は8月14日の第6話で新作エピソードの放送がいったん終了。続きとなる第7話以降は、11月20日の放送から再開されていた。本作は、物語前半戦の第6話と後半戦の第7話をつなぐ新作エピソードとなっている。また、冒頭では第6話までギンガたちに怪獣を仕向けていたバルキー星人(SD)による前半部分のおさらいも盛り込まれている。

一条寺友也が操るジャンナインとともに、スパークドールズを人間に使わせ怪獣を出現させてきたバルキー星人(SD)を撃破したウルトラマンギンガ=礼堂ヒカルとその友人たち。しかし、バルキー星人(SD)を影で操る「闇の支配者」は次なるエージェントとしてイカルス星人(SD)を出現させたのだった。

※「SD」とはウルトラヒーロー、怪獣、宇宙人が人形の姿に変えられてしまった「スパークドールズ」のことで、「怪獣・宇宙人名(SD)」で、スパークドールズから実体化していることを示す。同様に(SDU)とは(SD)が合体していることを、(SDI)とはオリジナルの怪獣ではない絵(イミテーション)などが実体化したスパークドールズから生まれたことを示している。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

新たなエージェントが出現!

2013年9月7日は『ウルトラマンギンガ劇場スペシャル』が公開された日です。当面の敵であるバルキー星人(SD)を撃破したヒカルたち。そんなある日、スパークドールズとなりながら意思を持ち、ヒカルと行動をともにしていたウルトラマンタロウ(SD)は降星山で怪獣の波動を察知。石動美鈴たちに手伝ってもらい、降星山に存在する6つのスパークドールズの探索を開始する。二手に分かれて、降星山に入ったヒカルたち。ヒカルと久野千草のペアはハンザギランのスパークドールズを発見。一方、美鈴と渡会健太、タロウはキングクラブのスパークドールズを見つけたイカルス星人(SD)に遭遇。ピンチに陥るも合流した友也の加勢とタロウのウルトラ念力で難を逃れる。

その後、レッドキングのスパークドールズを発見した美鈴たち。しかし、先ほどからなぜかスマホでの連絡が取れなくなり、タロウのテレパシーも使えなかった。すると、タロウは発見されたスパークドールズや、それを狙っているのがイカルス星人(SD)であることから、とある可能性に気づく。一方そのころ、ヒカルと千草はバラバのスパークドールズを発見。そこに美鈴がやってくる。しかし、彼女の様子は明らかにおかしい。

ヒカルたちの見つけたスパークドールズを見せてほしいと言う美鈴。ヒカルは、持っていたギンガスパークといっしょにスパークドールズを差し出すが、ギンガスパークに触れた美鈴の体は吹っ飛び、イカルス星人の耳が飛び出す。驚いたヒカルたちは彼女が偽者だと感じ逃走。本物の美鈴たちと合流する。しかし、イカルス星人(SD)は美鈴を人質に取り、スパークドールズを渡すよう要求。スパークドールズを手に入れたイカルス星人(SD)は、自分が見つけていたベムスター、シーゴラスのスパークドールズを含めた6体のスパークドールズをダークダミースパークでリード。自らの体もリードしタイラント(SDU)にダークライブ(変身)する。
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