あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月16日」(1974年)。
北海道へ旅行にきたゲンたち。訪れた大狩川周辺の村では、お盆に殺生を行うと海坊主の呪いを受けるという伝説が信じられていた。和男少年の父親は掟を破り釣りをしていると、怪物を釣り上げる。それは、伝説を利用し、地球侵略のために身をひそめていたボーズ星人だった。
海坊主の伝説
MAC隊員であるゲンなら、海坊主なんかイチコロだと語るトオル。その様子を、ひとりの少年が見ていた。その和男少年は、海坊主が現れたら退治してほしいとゲンに懇願する。その後、和男は海岸で倒れている怪物を発見。海坊主だと思い、急いで家に帰る。実はその怪物・ボーズ星人は昨夜、掟を破り釣りをしていた和男の父親が釣り上げたものだった。和男の父親はそのとき、落ちていた枝でボーズ星人を撲殺していたが、その後ボーズ星人は雷を体に受けて蘇生。復讐するため、和男の家に現れる。