7月5日 ウルトラマンレオ ゲンに殺人の疑いが掛けられる!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 7月5日(1974年)

テレビマガジン編集部

ダンがバイブ星人に特攻を仕掛ける!

ゲンの濡れ衣を晴らすためにも、バイブ星人を倒さなくてはならない。しかし、ウルトラセブンに変身できないダンは、姿を消す敵への対処法を見出せないでいた。いらつき、定規を投げるダン。すると、定規はダーツの的に刺さり、しなって揺れていた。それを見たダンは、バイブ星人が回転と振動で体を透明化していることに気づく。

その後、再びバイブ星人が現れる。ダンはバイブ星人をカメラで撮影すると、居場所を突き止め、銃撃。バイブ星人は逃走してしまったが、カメラにはしっかりバイブ星人の姿が映されていた。バイブ星人は人間の目には見えなくても、映像にはしっかり記録されていたのだ。ゲンは無実が証明されたため、基地に戻るよう連絡を受けるが、自分の不甲斐なさに苦しむゲンは、バイブ星人を倒すまでは帰れないと通信機を投げつける。その後、特訓用の板を叩き、それが揺れる様子を見て、ゲンもバイブ星人が透明化するメカニズムに気づく。

一方、東京にバイブ星人が巨大化して出現。MACは出撃し、ダンも前線に出る。攻撃を受けたバイブ星人は、体を回転させて姿を消した。消えたまま、ビルを破壊するバイブ星人。意を決したダンは心の中でゲンに後のことを託し、マッキー3号でバイブ星人の口の中に突っ込んだ。ゲンはダンがピンチであることを察知すると、ウルトラマンレオに変身。マッキー3号の爆発で空中に放り出されたダンを救出した。そして、バイブ星人はダンの決死の攻撃によって倒されたのだった。

透明宇宙人 バイブ星人

馬の首星雲にあるというバイブ星から来た宇宙人  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
透明宇宙人 バイブ星人

身長/2.8〜53メートル
体重/170キロ〜3万トン

高速回転と振動により、姿を消すことができる宇宙人。人間大のサイズでは身軽さを活かして何度もゲンの追跡を振り切った。巨大化すると街を破壊し、MACからの総攻撃を受け姿を消すも、ダンに居場所を見破られ撃破される。レオと直接戦うことはなかった。

初登場エピソード:『ウルトラマンレオ』第13話「大爆発!捨身の宇宙人ふたり」(1974年7月5日放送)
脚本:田口成光/特撮監督:東条昭平/監督:前田 勲

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』『ウルトラファイトクラブ』『続・ウルトラファイト』国内独占配信中!!

7月5日はゲンが殺人の濡れ衣を着せられた日

7月5日は姿を消すバイブ星人によって、ゲンが殺人の濡れ衣を着せられたエピソードの日。ウルトラセブンに変身できないダンは、唯一宇宙人に対抗できるゲンを守るため、決死の攻撃を繰り出したのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 今日もウルトラ怪獣日和 2022』をもとに構成しています。
©円谷プロ

テレビマガジン ウルトラマンシリーズの最新刊

『復刻版テレビマガジンデラックス 決定版 ウルトラマンレオ超百科』定価:1650円(本体1500円)
ウルトラマンレオやアストラはもちろん、ウルトラマンキングやウルトラセブン、セブンガーの能力や秘密、怪獣や宇宙人、宇宙パトロール隊MACの当時のすべてがぎっしり詰まった決定版。
23 件

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。