5月15日 ウルトラマンガイア 藤宮再び! ワームホールからXサバーガ出現!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月15日(1999年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月15日」(1999年)。
X(クロス)サバーガと戦うウルトラマンガイア  ©円谷プロ PHOTO/講談社
すべての画像を見る(全5枚)
“平成ウルトラマンシリーズ”第3作の『ウルトラマンガイア』は、天才的な知能を持った人間たちの科学者ネットワークであるアルケミー・スターズの一員の高山我夢(がむ)が、地球の大地の光を手にしてウルトラマンガイアに変身。当初は対立した、海の光を手にした藤宮博也=ウルトラマンアグルとともに地球を破滅に導く根源的破滅招来体と戦う物語だ。

我夢にウルトラマンアグルの光を託し、去っていった藤宮博也が再び姿を現した。藤宮は対根源的破滅地球防衛機構G.U.A.R.D.(ガード)の対空間レーザーシステムをハッキング。エリアル・ベースに攻撃を仕掛けてくる。果たして藤宮の目的は……?
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

藤宮が再び姿を現す

1999年5月15日は『ウルトラマンガイア』第36話「再会の空」が放送された日です。G.U.A.R.D.の新兵器である、対空間レーザーシステムを管理する施設に何者かが侵入。コンピューターウイルスによりデータの書き換えが行われそうになるという事件が発生した。そして、その犯人は藤宮であるという証言が得られる。報告を受けた我夢は、藤宮の捜索を開始。その情報はテレビ局・KCBの報道クルーである吉井玲子、井上倫文、田端健二も入手し、彼女たちも藤宮を探しはじめる。

藤宮の足取りは、ジオ・ベースの情報部門・リザードに所属する瀬沼龍一によってすでに調査されていた。藤宮は、いくつもの工学特許を取得しており、現在はその財力で世界各地を転々としているらしい。しかし、その目的は不明のままだった。あらかじめ、調べがついていた藤宮の拠点に向かう我夢たち。我夢はKCBの中継車があとをつけていることに気づいたが、あえて玲子たちを引き連れて目的地まで向かう。

ゾーリムの事件以来、久しぶりに我夢と玲子は藤宮と再会。自分の行いにより、多くの人を苦しめてしまったと言う藤宮を、我夢たちは気遣う。だが、瀬沼が藤宮の身柄を確保しようとすると、藤宮はその体に爆弾を装着しているのを見せる。そして、「今度会ったときは手加減はするな」と我夢に告げると、姿を消したのだった。
次のページへ 藤宮がエリアル・ベースを攻撃!?
24 件