12月3日 ウルトラマンマックス カイトとトミオカ長官がフライグラーに挑む!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 12月3日(2005年)

テレビマガジン編集部

カイトがトミオカ長官とともにダッシュバード3号で出撃!

カイトは大事には至らなかったものの、腕を負傷。フライグラーは姿を消した。ヨシナガ教授は、フライグラーの正体は、ベース・ポセイドン近海のトビウオが突然変異して怪獣化したものだと推測する。近年、人類の環境破壊によって次々と怪獣が生まれており、フライグラーも温暖化による環境の変化が原因で怪獣化してしまったのだ。そして、再びフライグラーの姿が捕捉された。DASHはベース・ポセイドンに向かっているが、到着までにはまだ時間がかかる。

すると、ダテ博士は、以前から開発していた特殊潜航艇が存在することを告げる。それに乗り、出撃しようとするカイト。しかし、トミオカ長官は負傷しているカイトを止めると、自分が出撃すると言い出した。フライグラーは、環境破壊をする人類に牙を剥いていると考えるトミオカ長官。それは、自分たちの世代が過ごした、高度成長期のツケなのだと語る。そして、そのツケを清算するのはカイトのような若者ではなく、自分自身なのだと宣言するのだった。

トミオカ長官を送り出すヨシナガ教授とダテ博士。しかし、カイトはトミオカ長官の想いを聞いたうえで、自分も同乗させてほしいと懇願。トミオカ長官はそれを受け入れ、ふたりは特殊潜航艇で出撃した。フライグラーを発見し、攻撃を開始するカイトたち。しかし、フライグラーは海面に向かって浮上する。空中に飛行して逃げるフライグラーだったが、特殊潜航艇はジェット機に変形、どこまでも敵を追跡した。そこに、DASHも到着する。

フライグラーは島に着陸。特殊潜航艇は追撃を試みるも、逆に攻撃を受け不時着してしまう。トミオカ長官は気を失ってしまうも、カイトはウルトラマンマックスに変身。フライグラーの羽を切り落とし、地上戦が始まった。だが、フライグラーの猛攻にマックスは圧倒されてしまう。すると、目を覚ましたトミオカ長官が、ヨシナガ教授からフライグラーの弱点がエラであるという情報を得る。トミオカ長官は再び特殊潜航艇を離陸させ、フライグラーのエラを攻撃。体勢を立て直したマックスは、マクシウムカノンでフライグラーを撃破したのだった。

飛魚怪獣 フライグラー

口から超圧縮された水流波を放つ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
飛魚怪獣 フライグラー

身長/51メートル
体重/2万5000トン

トビウオが突然変異して怪獣化したもの。60ノットで水中を泳ぎ、飛行することもできる。飛行能力を奪われ、地上戦を展開するが、そこでもマックスを苦戦させた。

登場エピソード:『ウルトラマンマックス』第23話「甦れ青春」(2005年12月3日放送)
脚本:小林雄次/特技監督:鈴木健二/監督:栃原広昭

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12月3日はカイトがトミオカ長官とともに出撃した日

12月3日は、カイトがトミオカ長官の旧友がいるベース・ポセイドンを訪問。トミオカ長官とともに出撃したエピソードの日。特殊潜航艇はDASHの隊員に「ダッシュバード3号」の名前を(勝手に)与えられ、DASHの新たな戦力になったのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。