あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月3日」(2005年)。
トミオカ長官を、DASHが所属する地球規模の防衛組織・UDFの太平洋基地であるベース・ポセイドンに送り届ける任務を受けたカイト。視察という名目であったが、トミオカ長官の目的は、旧友であるダテ博士に会いに行くことだった。そこにベース・ポセイドンに怪獣・フライグラーが襲来。カイトはトミオカ長官とともに、新開発のダッシュバード3号に乗って戦うことになる。
『ウルトラマン』でハヤタ隊員を演じた黒部 進さんがトミオカ長官、フジ隊員を演じた桜井浩子さんがヨシナガ教授として登場する本作。今回の第23話では、この回以降も、たびたび登場して活躍するダテ博士が新登場します。演じるのは『ウルトラマン』でイデ隊員を演じた二瓶正也さんです。
カイトがベース・ポセイドンを訪れる
そんな話をしているうちに、カイトたちはベース・ポセイドンに到着。そこには、ヨシナガ教授がいた。トミオカ長官の古い友人とは、ヨシナガ教授も知り合いらしい。すると、噂の人物がやってくる。ダテ博士だ。ダテ博士はベース・ポセイドンの主任を務める科学者で、トミオカ長官、ヨシナガ教授、ダテ博士の3人は、UDFが設立されるずっと前からの戦友だという。
すると突然、モンスタースキャナーが反応を示す。謎の魚影が、ベース・ポセイドンに向かってきていたのだ。その反応は、ベース・タイタンでも観測されていた。ヒジカタ隊長は、現地のカイトに、ダッシュバード1号で怪獣を迎撃するよう命令。ベース・タイタンの隊員たちも現場に向かわせる。しかし、魚影の正体である怪獣・フライグラーは海の中からダッシュバード1号を攻撃。カイトはなかなか反撃できない。そして、フライグラーの攻撃からベース・ポセイドンを守るため、ダッシュバード1号は被弾。墜落してしまった。