3月17日 ウルトラマンメビウス 最終決戦がはじまる! GUYS総監はあの人だった!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」3月17日(2007年)

テレビマガジン編集部

なんとGUYSの総監はサコミズ隊長!

3時間後に答えを出すよう人類に迫る皇帝。すると、GUYS基地・フェニックスネストに国家安全保障局のシキという男性が、ヒルカワや皇帝の言葉の事実確認にやってきた。リュウたちが、ミライがメビウスであることを認めるとシキはミライの引き渡しを要求。しかし、ミライは体力を大きく消耗し瀕死の状態だった。トリヤマ補佐官は、無理矢理にでもミライを連れていこうとするシキを拒否する。

すると、そこにサコミズ隊長が現れる。しかし、シキはサコミズ隊長のことを「総監」と呼んだ。これまで何故か隊員たちや補佐官にすら正体を明かさなかったGUYS総監は、サコミズ隊長その人だった。ウルトラヒーローや隊員たちとともに前線で戦いたかったサコミズ隊長は、身分を隠して総監と隊長を兼任していたのだ。

シキにGUYS総監の辞任とミライの差し出しを要求されたサコミズ隊長は、最後の仕事をさせてほしいと返す。その最後の仕事とは、GUYS総監として世界に向けた会見をすることだった。サコミズ隊長は人々にメビウスがGUYSの一員であることを認め、「個人的な話」として過去に起きた出来事のことを話し始める。

かつての任務で、サコミズ隊長は地球に迫る侵略者の円盤群を人知れず撃破し、地球を守るゾフィーと遭遇。「いずれ人間が自分たちと肩を並べる日が来るまで、自分が侵略者から地球を守る盾になる」という言葉を受け取っていた。
地球を狙う謎の円盤群を攻撃するゾフィー  ©円谷プロ
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ウルトラヒーローは、人間が知らないところで地球を守ってくれていたという事実を明かしたサコミズ隊長は、続けて「彼らの力に頼るだけでなく、ともに戦わなければいけない」と人々に訴える。ともに戦うとは、ウルトラヒーローに声援を送ることだけでもいいのだと。

侵略者の脅しに屈しかけていた人びとだったが、メビウスを信じる子どもたちの声がきっかけで、GUYSの広報にメビウスの引き渡しをしないよう求める意見や、メビウス、GUYSへの応援メッセージが大量に届きはじめた。

それを受け、日本政府もミライの拘束を撤回。しかし、タイムリミットが過ぎたことで、皇帝は世界中のインペライザーに破壊活動を実行させる。ミライは消耗した体を奮い立たせメビウスに変身すると、インペライザーに向かっていくのだった。
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