
なんとGUYSの総監はサコミズ隊長!
すると、そこにサコミズ隊長が現れる。しかし、シキはサコミズ隊長のことを「総監」と呼んだ。これまで何故か隊員たちや補佐官にすら正体を明かさなかったGUYS総監は、サコミズ隊長その人だった。ウルトラヒーローや隊員たちとともに前線で戦いたかったサコミズ隊長は、身分を隠して総監と隊長を兼任していたのだ。
シキにGUYS総監の辞任とミライの差し出しを要求されたサコミズ隊長は、最後の仕事をさせてほしいと返す。その最後の仕事とは、GUYS総監として世界に向けた会見をすることだった。サコミズ隊長は人々にメビウスがGUYSの一員であることを認め、「個人的な話」として過去に起きた出来事のことを話し始める。
かつての任務で、サコミズ隊長は地球に迫る侵略者の円盤群を人知れず撃破し、地球を守るゾフィーと遭遇。「いずれ人間が自分たちと肩を並べる日が来るまで、自分が侵略者から地球を守る盾になる」という言葉を受け取っていた。

侵略者の脅しに屈しかけていた人びとだったが、メビウスを信じる子どもたちの声がきっかけで、GUYSの広報にメビウスの引き渡しをしないよう求める意見や、メビウス、GUYSへの応援メッセージが大量に届きはじめた。
それを受け、日本政府もミライの拘束を撤回。しかし、タイムリミットが過ぎたことで、皇帝は世界中のインペライザーに破壊活動を実行させる。ミライは消耗した体を奮い立たせメビウスに変身すると、インペライザーに向かっていくのだった。