11月1日 ウルトラマンダイナ 撃破されたギアクーダが2000匹の怪獣に分裂!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 11月1日(1997年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「11月1日」(1997年)。
ギアクーダと戦うウルトラマンダイナ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
“平成ウルトラマンシリーズ”第2作の『ウルトラマンダイナ』は、宇宙の「光」と出会ったアスカ・シンの物語。防衛隊・スーパーGUTSの新米隊員であるアスカはウルトラマンダイナに変身し、フラッシュタイプ、ミラクルタイプ、ストロングタイプの3形態を駆使して謎の宇宙球体スフィアの脅威から地球をまもる。

夜の発電基地付近に怪獣・ギアクーダが出現。スーパーGUTSはダイナとの連携でギアクーダを倒すが、その残骸が小型の怪物となって復活。2000体もの怪獣が街を徘徊してしまう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

スーパーGUTSがギアクーダを撃破するが…

1997年11月1日は『ウルトラマンダイナ』第9話「二千匹の襲撃」が放送された日です。太陽発電基地付近に、ギアクーダが出現した。ギアクーダは電気を求めているようだ。主力戦闘機・ガッツイーグルで出撃したスーパーGUTSは戦闘を開始。アスカは分離したα号で先行して攻撃するが、敵が発するプラズマの影響でα号のコントロールが不能になってしまう。

アスカは脱出すると、ウルトラマンダイナに変身。一方、α号はβ号、γ号と合体することで機体を回収される。そして、ダイナがストロングタイプにチェンジしてその剛力でギアクーダを発電基地から遠ざけると、ガッツイーグルはα、β、γ号のエネルギーを集中させて撃ち出す必殺武器・トルネードサンダーを発射。ギアクーダを撃破した。

しかし、翌日の夜、謎の人間大サイズの怪物が街に出現。発電施設や街灯を襲い、電気を食べはじめる。そして、その怪物は複数の場所に複数体同時に出現。その数は2000体にのぼると推測された。調査に向かっていたコウダ隊員とカリヤ隊員は、怪物に遭遇。ガッツブラスターを受けた怪物は爆発四散する。しかし、その破片は新たな怪物に変貌してしまうのだった。
大量に現れ、街を徘徊する怪物。その正体はギアクーダの分身体だった ©円谷プロ
次のページへ 分身体が巨大なギアクーダに再合体
24 件