4月14日 ウルトラセブン 任務を終えたダンの前に恐竜戦車が現れる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 4月14日(1968年)

テレビマガジン編集部

恐竜戦車が出現

怪我をしたアマギを気遣うダン。しかし、アマギは「怖い」と言って、顔を伏せてしまう。アマギは幼いころ、近所の花火工場の爆発事故に遭遇し、家や人間がバラバラになった場面を目の当たりにしたと言う。そのため、爆発物がトラウマになっていたのだ。キリヤマ隊長はそのことを知っていながら、今回の任務をアマギに命じたらしい。

ダンはアマギを元気づけ、ラリーを再開。しかし、怪しい姿を追って二人とも車を離れてしまうというミスを犯し、車のトランクに時限爆弾を仕掛けられてしまった。任務から外れたいと申し出るアマギ。しかし、キリヤマ隊長はそれを却下するばかりか、爆弾の解除をアマギに命令する。アマギは、なんとか爆弾の撤去に成功したのだった。

ダンたちは残り100kmの地点まできた。アマギの頑張りを認めたキリヤマ隊長は、アマギにフルハシと交代するよう声をかけるが、アマギは自らの意思でゴールまで向かいたいと答え、出発。2機の怪しいヘリコプターによる妨害を受けるも、それを退け、ダンたちはついに実験場に到着した。

防衛軍の隊員にスパイナーを渡そうとするダンたち。しかし、なんとそれは偽物で、本物はキリヤマ隊長たちの車に積まれていた。

「敵を欺く前に、まず……」

キリヤマ隊長は、任務の遂行と同時に、恐怖に立ち向かわせることでアマギのトラウマも解消しようとしていたのだ。キリヤマ隊長の真意を知り、笑顔を浮かべるアマギ。その後、スパイナーの実験が開始された。

しかしそこに、キル星人が差し向けた怪獣・恐竜戦車が現れる。ダンはウルトラセブンに変身。腕をキャタピラで轢かれて苦戦するものの、ウルトラショットでスパイナーを起爆させ、その爆発で恐竜戦車を撃破したのだった。

戦車怪獣 恐竜戦車

セブンの腕を轢き、苦しめる  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
戦車怪獣 恐竜戦車

身長/60メートル
体重/7万トン

キル星人が操るサイボーグ怪獣。戦車部分に大砲を装備し、目から光線を発射。セブンを押し返すほどの大馬力で突き進む。

登場エピソード:『ウルトラセブン』第28話「700キロを突っ走れ!」(1968年4月14日放送)
脚本:上原正三/特殊技術:高野宏一/監督:満田かずほ(※かずほは、正しくは禾に斉になります)

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中(2023年4月30日までは無料配信!)。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
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4月14日はスパイナーの実験場に恐竜戦車が現れた日

4月14日は、スパイナーを運ぶ任務を終えたダンたちの前に恐竜戦車が出現したエピソードの日。無事にトラウマを克服することができたアマギ。ダンは、自分たちが「ウルトラ警備隊魂」を持ち続ける限り、地球の平和は守られるのだと確信したのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。