4月13日 ウルトラマンタロウ 光太郎が怪獣のお腹に飲み込まれてしまう!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 4月13日(1973年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「4月13日」(1973年)。
コスモリキッドと戦うウルトラマンタロウ  ©円谷プロ
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1973年4月6日より放送が開始された『ウルトラマンタロウ』。ウルトラの父とウルトラの母の実子であるウルトラマンタロウは、宇宙科学警備隊ZAT(ザット)の隊員である東 光太郎と一体化し怪獣や宇宙人と戦う。

体を液体化させる怪獣・コスモリキッドはタロウによって倒されたかに思えた。しかし翌日、光太郎は謎の穴に落ちてしまう。そこは、別の怪獣・ライブキングのお腹の中だった。ライブキングはコスモリキッドも飲み込んでおり……。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

コスモリキッドが出現

1973年4月13日は『ウルトラマンタロウ』第2話「その時ウルトラの母は」が放送された日です。豪雨が過ぎ去った翌日、理由は不明だが、多摩川の工事現場が被害にあったという情報が入る。朝日奈隊長は豪雨による山崩れだろうと推測しつつも、光太郎と南原隊員を調査に向かわせた。一見、異常は見られず引き返そうとする南原。しかし光太郎は一瞬霧の中に怪獣の姿を発見。実は工事現場の作業員たちは、怪獣・コスモリキッドに食べられてしまったのだ。しかし、コスモリキッドはすぐに姿を消し、南原に促され光太郎はその場を後にした。

下宿先の白鳥家に帰宅した光太郎。すると、健一少年の様子がおかしい。当初は「誰も信じてくれない」と塞ぎ込む健一だったが、光太郎に説得されると口を開く。健一は、多摩川の堤防で釣りをしている人が怪獣に殺されてしまったところを見たらしい。そして、その怪獣の姿を描いた絵を見せる。その怪獣は、光太郎が一瞬だけ見たコスモリキッドだった。

光太郎はZATに連絡。コスモリキッドは多摩川の上流から下流に流れてきたと考える。だが、多摩川には、怪獣を押し流すほどの水流はないという疑問があった。いずれにせよ、ZATは多摩川から怪獣を出させる必要がある。ZATは電流を流してコスモリキッドを炙り出す作戦を開始するのだった。
次のページへ タロウがコスモリキッドを撃破するが…
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