6月7日 少年とギロ星獣の友情にウルトラマンレオが怪獣を助ける

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 6月7日(1974年)

テレビマガジン編集部

レオがギロ星獣の攻撃を特訓で吹き飛ばす!

しかし、ギロ星獣は姿を消してしまった。トオルは助けられたが、ギロ星獣によって幻を見せられており、意識が回復しない。ゲンは、ギロ星獣が人間に危害を加えないのではないかとダンに進言するが、ダンはギロ星獣を疑っており、ゲンにギロ星獣の泡攻撃を克服する特訓を命じる。

その後、再びギロ星獣が出現した。目を覚ましたトオルは病院を抜け出して、ギロ星獣のもとに行ってしまう。高速回転による遠心力で泡攻撃を弾き返す技を身につけたゲンは、ウルトラマンレオに変身。戦闘を開始する。

ギロ星獣は泡攻撃をレオに命中させるが、レオは体を回転させて溶解泡を吹き飛ばす。やめてくれと訴えるトオルを救出し、ギロ星獣の触角を折って勝利するのだった。
トオル少年の訴えに、リライブ光線でギロ星獣を生き返らせるウルトラマンレオ  ©円谷プロ
しかし、トオルはギロ星獣を殺したレオや先に攻撃をしかけていたMACを非難。人間と星獣の間に本物の友情が生まれていたことを知ったダンは、ギロ星獣に宇宙に帰ってもらうことを条件に、レオのリライブ光線でギロ星獣を生き返らせたのだった。

宇宙星獣 ギロ星獣

触角から溶解泡を発射することができる  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
宇宙星獣 ギロ星獣

身長/2.1〜59メートル  
体重/90キロ〜2万5000トン

遊園地の怪獣ショーに紛れて生活していた星獣。溶解泡を発射して攻撃するほか、人間に幻を見せる能力を持ち、ダンに危険と判断されてしまう。

登場エピソード:『ウルトラマンレオ』第9話「宇宙にかける友情の橋」(1974年6月7日放送)
脚本:土門鉄郎/特撮監督:高野宏一/監督:深沢清澄

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6月7日は怪獣と人間が友情で結ばれた日

6月7日はギロ星獣と人間が友情で結ばれたエピソードの日。遊園地の怪獣ショーに紛れて暮らしていたギロ星獣は、トオル少年と心を通わせますが、ゲンに正体を見破られたことで倒されてしまいます。トオル少年はウルトラマンレオとギロ星獣との戦いの最中、互いに争うのをやめてほしいと訴えていました。

一方、地球を愛しているが故に、厳しい対応をしたダン。しかし、ギロ星獣とトオル少年の友情に心を打たれ、ギロ星獣を復活させる約束をします。ゲンも、ダンとトオル少年の約束に笑顔になって姿を消して再度レオに変身、ギロ星獣を生き返らせると宇宙へと連れ帰るのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 今日もウルトラ怪獣日和 2022』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。